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2014年1月24日金曜日

TPPの妥結に備えて・・、

 題:TPPの妥結に備えて・・、
...(真を求めて 皆様と共に幸せになりたい)
.
 TPPの妥結に備えて日本の農業を強化する・・と。
 そのため、まず『補助支援策を止める』・・と。
 新聞報道で日本政府の方針を見た。
 これは正しいか? 
 アメリカは逆である。
 アメリカの農業は、どんどん支援され、その様な支援さ
れた『アメリカ・トウモロコシ農家』が、メキシコ農家を
食って、破産に追い込み、メキシコのトウモロコシは『ア
メリカのトウモロコシに駆逐された』という。
 破産したメキシコ農民は、難民状態になってアメリカに
流入しているという。
 日本もアメリカと同様に、TPPの妥結に備え、日本の
農業を強化するため、ドンドン補助支援しなければならな
いのではないのか? 
 日本は、逆を行っていているのではないのか?
 そして、
 アメリカは、健康保険制度が崩壊してるという。
 アメリカで、入院すると凄まじい医療費を請求されると
いう。
 アメリカの中流家庭(中間所得層)が崩壊して居なくな
った理由がこれだという。
 TPPだ、グローバル化だと、結局、アメリカ方式を押
し付けられて、日本の保険制度が崩壊したら、大変なこと
になる。
 難産で、やむを得ず帝王切開をしたナンシー。
 ナンシーが、最初に聞いた看護師の言葉は、「奥さん、
一人で起きられますか」だった。
 看護師は、非情さからこう言ったのではなかった。
 すべてを知っていた。
 長くいれば居るほど費用がかかることを・・。
 患者が動けるようなら、動ける患者から出来るだけ早く
病室から出して次の患者を入れる。
 回転させるために。
 「出産したその日にですか?回転って、なんですか?」。
 ナンシーは聞いた。
 「難産で帝王切開の出産の私の場合も、日帰りです」と。
 そして、ナンシーは続ける、「入院すると、1日大体40
00ドル~8000ドル(本日、2014・1・23のレートは103.
63であるので約41.5万円~82.9万円)かかるんです。
 今、アメリカの多くの女性は、高すぎる医療費のために
入院出産なんてできません」と。
 また、アメリカには、日本の様な一律42万円の出産育児
一時金制度が無い(下記の参考の日本の場合を参照下さい)。
 すべてが民営化による自己負担。
 入院出産費用のアメリカの相場は、1万5000ドル(155
万円相当)となっている。
 (参考)公正労働省のホームページに、以下の記載があ
  ります。
  「平成23年4月以降も、引き続き、支給額を42万
  円とします。また、直接支払制度を改善し、窓口での
  負担軽減を図ります。直接支払制度の導入による負担
  が大きい小規模施設等においては、新たに受取代理制
  度を利用できます」。
..
   (詳しくは、以下のブログへ)
URL:http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /

2014年1月22日水曜日

キリスト教のローマ法王が、『キリスト教は改革しなければならない』と表明した。

 題:キリスト教のローマ法王が、『キリスト教は改革し
   なければならない』と表明した。
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
 キリスト教のローマ法王が、キリスト教を改革しなけれ
ばならないと表明した。
 キリスト教の、今のローマ法王は、2013年に就任した。
 ローマ法王の名前はフランシスコ(詳細は、下記の参考
を参照下さい)。
 今、法王出身の中南米ですら、キリスト教離れが進行し
ている。
 法王は、それを意識している。
 (法王は、カトリック。南米、中米、そして、北米・メ
キシコなどでインディオスの殺戮をほしいままにしたイエ
ズス会所属)。
 そのキリスト教離れの背景の一端となっているのが、ス
キャンダル続きのバチカンであった。
 その為、法王は、そのバチカンを立て直さなければなら
ないと、まず、考えた。
 そして、それらの課題の中から、特に喫緊(きっきん)
の課題などについて、重要と考えている事柄について言葉
にした。
 その課題の遂行のため、バチカンや、カトリック世界の
体質や、文化や、意識の変容をはかろうと言っている。
 そしてまた、そこまでしなければならないと考えた。
 その第一は、教会の使命を、もう一度、根本から考え直
し、『再定義』をしたいと言った。
 それは、従来は、「聖職者を中心にし、考える主義」で
あったが、しかし、それを戒(いまし)めて・・、
 (1)、教会は、聖職者のためにあるという考えを改め
る。そして、当然のことであるが、信徒のためにあるとす
るという。
 その『信徒に尽(つく)してこそ』が、聖職者の本分で
ある・・と。この本来のことを、しっかり認識することと
する・・と。
 ②、そして、その本分とは、
 今までは、神に祈れば良いのだと、教会にこもって、た
だ、祈るだけであったというところを改め・・、
 教会から出て、貧困者や弱者に献身的に寄り添うように
しますと・・、改める・・という。
 これをして初めて、聖職者の本分が達成されるとした、
 また、そう認識した・・と。
 ③、だから、すなわち、今まで豊かな状況の中にあった
教会を変えますと、そして、改めます・・と。
 教会は、貧しくなければならないとします・・と、
 そして、貧しい人たちのためにあると認識します・・と。
 第二は、神を最上位に置き、そして、その下にキリスト
教聖職者を置いていて、
 信徒は、最下層に置いていたが・・そう考えていたが、
 そしてまた、神の下の聖職者の序列自体も、いやらしい
くらいの身分序列があり、また、上下関係があったが・・、
 その様な、『集権構造』から脱却します・・と、
 分権型構造へと転換をはかっていきます・・と、
 法王は、また、はっきり言う・・、
 法王庁を中心とする過剰な権力が集中する集権構造は改
めます・・と。
 そしてまた、各現場の実情を踏まえた、分権となる構造
にして行きます・・と。
 そして、これは、急務なんです・・と言う。
 法王は言う、法王は神の代理人と言われましたが、法王
や法王庁の中央は、各地の現場は分からないので、素直に
分からないという認識を表明し、現場を中心にする主義に
します・・と。
 第三には、キリスト教の教義は、また、キリスト教のD
NAは、異教徒は殺せや、異端の抹殺・排除のキリスト教
でありましたが、
 これを、「(佛教の様な)包摂(ほうせつ)」の宗教へ
転換します・・と。
 そして、法王は、強調する、キリスト教会は、(古来か
らのものであり、現代の倫理や人々の観念にそぐわない教
義)、そのキリスト教の教義の番人にこだわって来ました
・・と、
 例えば、同性愛者や、離婚をしてしまった人々に対し、
冷たく『排除する』という行為をして来た。
 しかし、神の精神に背く行為だと認識し、万人にあまね
く向けられねばならないと、しなければならないと、表明
します・・と。
 無神論者も含め、従来の対応は誤(あやま)りであった
・・と。
.
 (参考:読売新聞2014・1・20、(原文の記述者):
  上野景文氏:杏林大学客員教授、元駐バチカン大使。
 (参考)フランシスコ(羅: Franciscus、伊: Francesc
  o、西: Francisco、英: Francis、1936年12月17日 )
  は、第266代ローマ教皇(在位:2013年3月13日  )。
  就任は3月19日であり、この日にサン・ピエトロ広場
  に於いて就任ミサを執り行った。Wikipedia
 (参考)きっ‐きん【喫緊/吃緊】 [名・形動]差し迫
  って重要なこと。また、そのさま。緊要。「―の問題」
 (参考)ほう‐せつ【包摂】 [名](スル) 1 一定の範囲
   の中につつみ込むこと。「知識はその中に―されて
   いる」 2 論理学で、ある概念が、より一般的な概
   念につつみこまれること。特殊が普遍に従属する...
..
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2014年1月19日日曜日

俺は正しいから、今から攻めるゾ・・

 題:俺は正しいから、今から攻めるゾ・・
   「潜在的危険」に対して「先制攻撃」を行なう事が
     できる・・正しいか?
...(悲惨な戦争を無くせないのでしょうか。切なる希望について)
.
 「もし、
 罪の無い人々の生活に対する危険が存在する事が確実で、
 侵略者の動機が、無慈悲な敵意に満ちている場合には・・
 釣り合いの取れた範囲での武力の行使は、
 道徳的に正当化される」。
 これは正しいのか?
 これによって、武力は行使できるのか?
 これは、誰が言ったか?
 これによって、誰が殺されたか?
 言っている側が『圧倒的な武力』をもっていて、
 バランスの全くない(相手は弱小者)の武力衝突の場合
なのですが、
 貴方はどう思いますか? 
 言っている側が、戦った場合、戦争には『絶対』負ける
状況にならない状況にあります。
 この考え方の延長線上にあったのは、「危機に対する予
防的武力行使を認める(是認)」となり、
 「予防行為」が正義だとされた。
 予防のための情報収集の「予防拘束(逮捕)」が正義と
され、
 法律で『行為が認められた』(法治国家において、法的
に正義とお墨付きが与えられた)。
 また、予防のための情報収集から「盗聴をして良い」と
された。
 そして、この法律の名前が、
 『愛国者法』と名付けられた。
 つまり、「この法律はおかしい」と発言すると、愛国者
ではない、「非国民だ」と、皆に、言われる国の雰囲気の
中に、国の状態が仕組まれた。
 この様に仕組んだのは誰で、どこの国か?
 当然、国民の権利・市民権は制約され、制限された。
 そして、この法律が『強行され』、『強行実施』された。
 この様な法律が通るくらいだから、国の雰囲気はファッ
ショ化し、その様な方向へと導かれて行った。
 そして、「愛国者では無い、非国民だ」の合唱が、違う
考え方を出しにくくしていた。
 国は、熱にうなされるようにさ迷い、アフガニスタンの
空爆を始めた。
 『不朽の自由』作戦と名付けられた。
 作戦は「朽ちる事の無い自由」という意味である。
 こちらには自由という『錦の御旗』があり『正しいのだ』
と。
 そして、その正しい自由は、朽ちる事は無いのだと、フ
ァッショ的に国民を『煽動し洗脳した』。
 国民は、皆、一定の方向へ向いて、同じ考えをし、事を
行なっていた。
 時は、2001年10月である。
 米軍による激しい空爆と、地上軍が連携して攻め込んだ。
 12月にタリバーン政権は崩壊した。
 米軍が目指したオサマ・ビンラディンの逮捕には失敗し
た。
 そして、次の照準が「イラクのフセイン」にあわされて
行った。
 そして、いつも、『我々の側』に『正義があるのだ』が
叫ばれていた。
 『当然の行為なのだ』と、『良いのだ』と、国民の方々
も、世界も、当然の行為との声に違和感を感じない意識に
なって行った、ならされていった。
 いつもやるように、父が「中東のヒトラー」と、アジ的
標語を付けたが、この行為の実施者であるその子供は、「
悪の枢軸」と名指しした。
 そして、「大量破壊兵器を持つ独裁者だ」とした。
 子は、父の仕事を引き受け、「それは当然なのだ」との
意識で、自分なりに真剣に考えたのでしょうか?と問うて
みたく思われた。
 「潜在的危険」に過ぎない事を、「潜在的危険」だけで、
相手を攻撃する事を『しでかして行った』。
 それを正義とし、それは正義だとした。
 明日、貴方に、「危険を感じたので予防の意味から『予
防拘束(逮捕)します』」と言われたら・・、
 貴方はどう思いますか?
 そして、貴方は武力を持っていますので、『戦争行為で
もって』それを実施しますと言われたら・・、
 貴方はどうしますか?
 正義の名の下に、当然の様に、そうされるかもしれない
世界なのです。お前は悪なのだ・・。だから、仕方ない・・。
 ブッシュ(子)大統領は、それを、「正しいんだからや
るんだ」とした。
 当然、その行為は、戦争状態になり(戦争状態にして)、
戦争の中に、未来あるアメリカの青年の方たちは亡くなっ
て行った。
 そして、このイラク戦争に、何にも関係が無い「イラク
の方たち」も、大勢、亡くなった。
 無慈悲な、可哀想な死となった。
 ブッシュ大統領は、「我々の生命を守るために、必要な
場合には、先制的行動を、前向きかつ決然と、準備する必
要がある」と言った。
 『我々の生命』という言葉である。
 そして、先制的行動=奇襲攻撃がオーケーの考え方であ
る。
 「潜在的危険」に対して「先制攻撃」を行なう論理を
 『ブッシュ・ドクトリン』と言った。
 「内政不干渉」の原則は『無視するどころか』、積極的
に否定するという『蛮行の論理』で、
 アメリカ南部のバイブル・ベルト地帯のキリスト教徒に
支持母体を持つ大統領は、
 「イエスの夢を見たから決断した」と言って、戦争に突
入して行った。
----そして-------------------------------------------
 『我々の味方で無ければ敵だ』とブッシュ(子)大統領
は何度も言った。
 9・11に、世界貿易センタービルが攻撃された時、世界
に生きている人類が何度も死ぬという大量殺戮兵器を持っ
ているアメリカの最上位の地位の大統領が感情的に言った
言葉だった。
 議会は、全権を大統領に与える決議をした。
 冷静さを欠いた議決の様にも思えた。
 大統領は、キリスト教の神への祈りを公式の場の発言で
あるが繰り返し発言した。
 演説したそのほとんどを「(キリスト教の)神よ、アメ
リカに祝福を」という言葉でキリスト教聖職者の様に使い、
締めくくった。
 1980年代のアメリカ大統領は、地域の介入について、
アメリカのすべての国民へ対し、国民の世論を気にしなが
らしていた。
 が、今はその反対に、ほとんど神がかり的に、「悪に対
する正義の戦い」と国民に向けて呼びかけていた。
 アフガニスタンが、アメリカの軍事力行使の地となった。
 行動や手段について、合理的な議論がなされたという訳
でも無く、また、倫理的な事についても、許されるのか?
の議論は無く、相手は「絶対悪なのだ」で議論の余地など
無いという論理で、民主主義国家としての議論による理知
的結論を経て、行っていくという姿とは程遠い状況だった。
 「絶対悪に対する自衛で、手段なんて選んではいけない」
という姿だった。
 「揺るがぬ正義が我にあり」だけであった。
 テロに対し、法的な悪行為だとして、警察行為で処理し
た、これ以前の事例もあったが、
 これは「戦争によって反撃する」のだと、論理的な裏付
けなど無い行動が採用された。
 そして、「新しい戦争」という意味不明・内容不明の言
葉が使われ、戦争行為の選択が正しいのだの印象をアメリ
カの国民の方たちや世界の人々へ与えた。
 また、戦争の選択だとしても、戦時国際法で、当然、認
められる地位や権利の保護もまったく認められない状態で、
「絶対悪」なのでそれで良いのだとされた。
 「捕虜」の権利もほとんど認められなかった。
 そして、捕虜なのか?犯罪者なのか?もまったく不明状
態だったうえ、相手から総てを奪(うば)うことも辞さな
いという、『宗教戦争』の形体だった。
 行為も『壊滅作戦』が採(と)られ、新しいと名付けら
れた戦争だったが、時代が逆流した『中世の宗教戦争の行
体』が現出した。
 誰が誰のために戦うのか?不明の状態だった。
 アメリカは攻撃を受け、だから、アメリカは反撃をした
という形はあるが、リーダーのブッシュ大統領は、「世界」
や「文明」がテロとの戦争を始めたのだと、抽象的な発言
を繰り返した。
 ブッシュ大統領の発言、「これはアメリカだけの戦いで
はない。脅かされているのはアメリカだけでの自由ではな
い。これは世界の戦いだ。これは文明の戦いだ。これは、
進歩と、多元主義と寛容と自由を信じる、総べての人々の
戦いだ」とアジ演説的な演説をした。
 世界や文明が戦うのなら、アメリカ大統領だけが全権を
持って代表の様にやれるはずはないのだが・・・。
 国連はつんぼ桟敷だし、軍事行動をおこすなどもっての
ほかだった。
 ブッシュ大統領は、これを「自衛戦争なのだから、国連
の承認は不要」と言った。
 都合良く、ここにアメリカの自衛戦争の論理が顔を出す。
 アメリカの自衛のためなのか?「世界」や「文明世界」
が自衛の主体なのか?が都合良く、右の手の論理を出した
り、左の手の論理を出したり・・・。
 論理の統一性・整合性はまったく無い論理展開の中を、
武力だけは行使されて行った。
 そして、アメリカの若い方達の命や、相手の国の戦争と
何ら関係の無い方達の命が失われて行った。
 テロ組織を捕まえるという戦争だったはずが、タリバン
との戦争に変わるという行動自体もあやふやさがあった。
 そして、圧政下の民衆を救うのだに変わる戦争行為だっ
た。
 しかし、アメリカの若い命や、本戦争と何ら関係のない
相手国の方達の命が亡くなっていった。
 アフガン空爆を好きにやり、「無力な民」をと抽象的シ
ンボルに仕立てて、救出するのだと・・・。
 この構図を押し付け、「我々の寛容を知るだろう」と叫
ぶ。
 アメリカ国民だけが聞けるだろう場で、我々は爆弾と前
後して飢えに苦しむ人々や子供たちに「食糧・衣料品や物
資」を投下していると述べる。
 そして、寛容と述べる。
 そして、爆弾で人々が居なくなった村から撤退して行っ
た。
 戦争は終結した訳ではなかった。
 アルカイダとの目的も達した訳ではなかった。
 繰り返された数々の空爆で、山岳地は地形が変わるほど
だった。
 残ったのは昔の面影のない、山の稜線が目に見えて変わ
った姿だった。
 ビンラディンは逃げた。
---そして------------------------------------------
「対テロ戦争」の進行の中で、アメリカに「軍事協力」す
る事が日本の「国際貢献」であるかの様な議論が横行して
いた。果たしてそうなのか?
 アメリカの軍事思想や軍事文化の「特殊性」を本当に理
解した上だったのか?
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