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2014年12月19日金曜日

(その16)国際を支配してもしょうがないという勢力が出て来ている・・

題:(その16):ユダヤ閥は冷戦ぐらいまで支配してきた・・が、今、弱体化している・・中国共産党の幹部で巨大な金を持っている人が居る・・新たな世界を支配する階級になるのか?・・中国経済はバラ色か?・・住宅投資が不良債権となっている・・日本や韓国は手を引いたが、外国からの投資は流れ込んでいる・・中国は不良債権処理に何でもする・・そして、アメリカと手を組んでいる、アメリカは助け続ける・・日本は信用恐慌で銀行や証券会社がつぶれた・・生殺与奪の権限を持つウォール街・・国際政治学が必要・・ウォール街で強いインパクトを持つユダヤ資本・・弱くなっているとはいえウォール街が動かしている、が、力は無い・・TPP、アメリカはやる気ない・・国際を支配してもしょうがないという所が出て来ている・・イスラエルの言う事を聞かなくもなっている・・アメリカは一国主義になっている・・世界の警察官を放棄し始めている・・『ナショナリズムは必要なんだ』を、世界が知り始めている・・ユダヤは支配するためにキリスト教を利用する・・経済一辺倒で世界を動かすを越える所へ向かっている・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:3/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=inGA-7b6D10
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員)
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
(司会者):はい、3時間目になりました。
 この時間はですね、皆さんのこれまでの分析というもの
を踏まえて、
 例えば、いわゆるユダヤ閥というかな、
 えー、そういう人たちが、冷戦ぐらいまでは、大体、は
っきり支配をして来た、
 しかし、それが、色んな世界の情勢の中で、ばらばらに
なりつつある、あるいは、弱体化している、
 えー、そういう色んな形の風が、主流は、もちろん、変
わってないけれども、
 例えば、我々が知りたいのは、中国共産党の幹部って、
一体、何なんだろうと、あれは、
 大量の金をね、えー、この間、捕まったのかなー、拘束
されているという、周永康さんは、
 えっ、1兆○千億・・? ねー、1兆って、すごいんで
すよ、
 日本の国家の税金の規模が、40兆ちょい位ですよね、
 それの、ねー、1兆5000億という、こういう事まで
言われている様な人が拘束されていると・・、中国共産党
の幹部というのは、一体、何なんだろうと、
 こういう事を、新たな、かつてのね、世界を支配するグ
ループの支配階級の一部になりつつあるのかね、
 これは、やっぱり、彼らの動向というのは自分たちでや
るのか?
 色んな所と連携してやっているのか・・という事を含め
て、簡単に、
 あんまり長くなると、
 中国経済って、今、どうなっているんだろうと、
 バラ色に言う人も居れば、これから、どんどん大きくな
って、強くなって行くよと言う人も居れば、
 いや、混乱でダメになるよと言う人も居るんですけど、
(宮崎氏):いや、バラ色と言う人は、もうほとんど、少
数派というか、変わり者なんじゃないですか、(笑い)、
 簡単な構造的な事を言ってもね、住宅投資が、過去の
10年間で、日本円で2000兆円を投じているわけ、
 これが、GDPの、だいたい、47パーセントに当たるん
ですね、
 建材からクレーン関係まで入れてね、
 そして、その住宅に対する、今までの貸し出し、貸付、
 これがね、大体、銀行貸し付けで500兆円ぐらいで、
 ノンバンクっていうのか、いわゆる、シャドウ・バンキ
ング、これで、大体、550兆円ぐらいあってですよ、
 多分、これ、率直に言って、これ全部、不良債権なんで
すよ、
 ところが、それを、誤魔化すために、今度はね、
 私募債をやったり、
 今度は、地方債で、政府も債権を出してよろしいと、
 金融緩和を、どんどんと、一方でやって、
 もう一つは、1億戸も、廃墟を作っておきながら、
 あと1億、農村から都市へ人口を移動させますと、
 そして、都市化政策を、まだ、推進しますと言っていま
すね、
 そうすると、どう考えたって、小学生が考えたって、分
かる事なんですよね、
 破滅に向かって自ら突き進んでいるんですよ、
 で、これがね、おかしな事に、まだ、中国が繁栄してい
るかの様に見えるのは、
 外国投資がおさまらない、
 日本は引きました、
 韓国も少し引きました、
 その代わりに入って行っているのが、ドイツであり、他
の国なんですよね、
 これでね、年間900~1000億ドルが、中国に直接
投資が、まだ、入っていると続くんです、
 ペダルを踏んで、自転車操業ができるんです、
 今、そういう状況ですよ、
司会者:なるほどねー、
 という事は、ある意味でいうと、ドイツを中心に、投資
というか、お金がそこに流れ込んでいる間は、まだ、もっ
ているだろうと、
宮崎氏:多少、もつでしょうね、
司会者:一種の国家資本主義と言うのかな、
 そういう体制というのも、幸いしてるんですかね、
 誤魔化すことができる、
 それと、もっと言えば、不良債権を1か所に集めてね、
何か、誤魔化しちゃうという事が、
 共産党なら出来るんじゃないかという気もするんですが、
宮崎氏:いや、それは、色んな事ができますよ、
 94年の時に、まず、通貨、為替レートを30パーセン
トをいきなり切り下げるという、荒業(あらわざ)ができ
る、
 95ないし6年でしたかね、それまで、国有銀行が貸し
出していた不良債権を、1つの開発公社を作って、帳簿ご
と移したんですよね、
 移した結果、突然、4つの国有銀行が、みんな、健全経
営になって、
 そこに、ポールソンとか、ゴールドマンが入って来て、
 じゃー、上場しませんかと、
 それで、香港に全部、上場したんですよね、
 あれで、また、金を集めたんです、
 常に、この20年、手品をやっているんですよ、
司会者:非常に、悪巧みが上手いというね、
宮崎氏:天才的じゃないですか、
 で、これが、アメリカと組んでいるというところが天才
的なんです、
(司会者):保証がね、
 通貨同盟とか、よく言われるけど、
 保証が、そこにアメリカにあるとね、
 まあ、もっと言うと、借金をすると、大量に借金した方
がいいと、
 倒産すると自分もあれだから(倒れるから)、絶えず助
け続けるというね、
 こういう事も言われるんですけれど、(苦笑)、
(田村氏):日本の場合はね、
 バブル崩壊の後、決定的になったのは、銀行の信用恐慌
ですよね、
 何故、起きたかと言うと、まあ、北海道拓殖銀行も、日
本長期信用銀行も、全部、そうですけれど、
 山一(證券)も、そうかもしれない、
 つまり、国際金融市場でね、資金調達が出来なくなった
んですよ、
 要するに、格付けというやつでね、ドーンと落とされち
ゃってね、
 で、凄いジャパン・プレミアムを払わないと、お前の所
へ金を貸せないと、
 要するに、海外市場で、お金が調達できなくなったら、
もう、確かに、その金融機関はね、大きい所はね、これは
致命傷ですね、
 だから、北海道拓殖銀行もそうだし、長期信用銀行もそ
う、山一もおそらくそうだと思うんだけど、
 で、つまり、はっきり言って、生きるも殺すも、与奪の
権限を持っているのは、やっぱり、これも、ウォール街だ
という事になりますね、
 で、中国が、だから、そこを、しっかり、アメリカと裏
で手を組んでて、そういう事にならない様にと、
 要するに、アメリカが、お目こぼしをしてくれるという
事であれば、何も分かりませんからね、
 毎回、中国銀行や、香港や、ニューヨークや、ロンドン
で、資金調達もできるかもしれないし、
 えー、だからね、そういう所を、よく見て来るとね、
 なかなか、これは、国際政治学の世界かなと思います、
(田中氏):ウォール街の強さというのかな、
 それは、見れば、アメリカではなくてね、ユダヤ資本と
いうものがね、強いインパクトを持っていて、
 そして、それ、つまり、この問題がね、結局、もちろん
彼らもね、完全なね、周到な計画を立てるというところま
で行くかどうかという、もちろん、これは、問題ですし、
 大体、そういう事で、こう、中国をどうしようかという
問題をね、彼らがさい配する事はできないでしょう、けれ
ども、
 やはり、常にですね、ウォール・ストリートという所で、
動かしているというところは変わらない訳ですね、
 ただ、問題はですね、今、そこの部分が、例えば、まあ、
何度も言う様に、リーマン・ショック以後ですね、その力
を持っているかと言うと、そこが問題で、
 つまり、協力はするけれど、もう力が無くなっていると
いう状態がね、今、出て来ているというわけですよ、
 ですから、やはり、そこのところが、つまり、彼らの意
思として、例えば、TPPの問題もですね、結局、アメリカ
はやる気がない、
 つまり、これだけ、長引いていましてね、
 果たして、日本が合意するまで至るかどうか、
 また、伸ばし、伸ばししているわけ、
 つまり、アメリカのある部分は、つまり、そのー、ユダ
ヤと言うと、また、あれですけれども、
 つまり、そういう部分と違う部分は健全化する、つまり、
あんまり、それによって国際を支配してもしょうがないと
いう事をね、やっぱり、私的に出て来ているわけですよ、
 だから、オバマもそれに該当しているところがあって、
 今、ですからね、必ずしも、イスラエルの言う事になら
なくなって来て、
 まあ、軍隊も出さないという傾向が、まさにそれであっ
てですね、
 つまり、軍事的な面というものに絡む事に関しては、も
う、ある意味では、アメリカは、もう、一国主義になって
来ていると、
 今までの経緯から言うと、そうは行かない訳ですけれど、
 日本とは、一生懸命、対中国の問題はやるでしょうけれ
ども、
 全世界においてですね、今、アメリカが、警察で・・と
いう役割をね、ある程度、もう放棄し始めているという事
は、事実なんですね、
 ですから、そういう事をね、我々は、まあ、どういう風
に、
 要するに、僕は、阿部外交が、今、各国に行っているの
はね、やっぱり、そういう事を、まあ、ある意味で、知っ
てか知らないか、
 しかし、そういう事をやることがですね、各国のそれぞ
れの、まあ、今までは禁句みたいなナショナリズムという
言葉がですね、
 今は、もう、だんだん、生き返って来ていると、
 健全なナショナリズムというものは必要なんだという事、
 それが、各国が知り始めているという事なんですね、
 ですから、まあ、フランスなんかでは、極右が伸びて来
たなんていう事で、宣伝していますけれどね、
 実をいうと、これが、第一党になっているんですよね、
ある意味で、
 そうするとですね、極右じゃないんですよ、実を言うと、
 それが、やっぱり、フランス人の意思であるし、
 今までの、あまりにもそういう事に、支配されて来た、
精神的な意味でもですね、いわゆる、経済的にもそうです
けれど、それと、脱出するべきだというね、動きが出て来
ているわけで、
 それに、阿部さんが乗っているわけですよ、
 そういう事をね、また、我々もですね、そこに先ほど、
神道の問題も出て来ましたけどね、
 経済一辺倒で世界を動かすっていうね、そういう事を、
我々は、これも実を言うと、これもね、ある種類の考え方
であって、
 つまり、本当は、伝統とか、国家それぞれが持っている、
文化とかですね、宗教とかですね、そういう事が、やはり
本当は、世界を動かしていると、本当はそうなんです、
 20世紀はあたかも、そういう、架空の思想で、虚構の
イデオロギーでですね、翻弄された訳ですね、
 それが、ソ連の、無様な結果になるし、ある意味では、
中国共産党がですね、こういう体たらくをやっているとい
う事の、もう、これも、非常にね、共産主義に対する皮肉
ですよね、
 イデオロギーがこんな事になっているという事のね、
 ですから、そういう事が、やっぱりもう、今、本当に、
我々がねー、何が動かすかという所も、根本的な問題をね、
問われているという事があって、
 ま、そこに、やっぱり、我々は、日本という問題は、た
とえ経済的に支配される様に見えても、ユダヤが支配する
ためにはキリスト教を利用する訳ですよ、
 キリスト教というのはユダヤ思想ですからね、宗教の、
 そういう事によって、日本を、戦後、キリスト教化しよ
うとして懸命にやったけど、まだ、1パーセントだという、
事のそのものがね、私は、非常に、そこは、世界を動かす
という事は、日本を動かすものであるという風に考えてい
る訳で、
 それも、経済に絡んでいる訳で、
 政治にも絡んでいてね、
 表面的には、そういう風に支配されているかに見える、
言論も、マスコミも、あらゆる、そういう我々の、経済分
析もそうですけれども、
 しかし、そこの根底にあるものが、やっぱり、一体、何
なのかというね、そういう問題を、各国が考え始めている
という、私は見ているのです、
 何故かと言うとね、一つ典型的な例は、文化遺産という
問題がね、つまり、世界でも、文化遺産を日本でも、一つ
取っても、万歳するわけですね、
 それから、オリンピックもあれですけれども、
 やはり、そういう事によって、こう、人々が動いて行く、
 そういうモチベーションと言うか、
 そういう、あるいは、国家的モチベーションというもの
をね、やはり、我々は、経済を越えた何か、こう、経済を
も動かすね、一つのモチベーションとして考える、
 そういう、大きなという意味のですね、動かすものは何
かという問題にね、絡んで来るなと思うんですよね、
(渡辺氏):宮崎先生の、ちょっと、(つづく)
..
 (詳しくは、以下のブログへ)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009

2014年12月18日木曜日

(その15)日本の独自の、自力の情報は・・か細い・・この基本の充実が必要で大切

題:(その15):ロシアでトヨタが自動車生産を始めた・・ドイツもしている・・韓国もしている・・ロシアへの経済制裁は貿易的に効き目なし・・EUはアメリカの100倍の貿易量・・アメリカも貿易の制裁はやってない・・金融制裁もブリックス(銀行)が抜け道になっている・・アメリカもおかしい、金融制裁を世界に呼び掛けていながら、別の方で資源確保の経済活動をしている、金を出している・・オバマ大統領だけじゃなく、バイデン副大統領の息子が役員に入って、その会社が活動している、ウクライナ利権を得たいと・・日本もその辺をしたたかにやれ・・日本の独自の自前の情報源が作れ・・そうしないと日本の技術や資金が剥ぎ取られてしまう・・マレーシア航空撃墜の衛星写真を公開したアメリカ、だが肝心のところは公開できないとした・・情報は一方的に作られ、操作されている・・プーチンは人気あり・・日本の独自の自力の情報はか細い、金融・政治・経済に関する情報などに・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員)
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
馬淵氏:簡単に言えばね、片桐さんが言った様に、古事記
 的な日本の精神で、『共に栄える』というのが日本の精
 神で、基本的なところに、その様な発想があるんで、
 それは、プーチンもね、非常に日本に期待している点だ
 と思いますね、
 それが、今、アメリカが妨害していると、
宮崎氏:ロシアの自動車産業を見ましたけれどね、
 ドイツが近いから、ドイツが、ずーっと入って来ている
わけ、フォルクスワーゲンなんかも、工場を持ってますが、
 あのー、2~3年前でしたですかねー、セント・ピータ
ーズバーグに、トヨタが進出して、それで、現地生産し始
めているんですよね、
 それでね、今度、今、この西側の制裁が、金融方面で、
かなり効いているんだけれども、貿易的にあまり効き目が
ない、
 つまり、アメリカとロシアの貿易と、ロシアとEUとの貿
易は、20倍くらいの差がありますよ、
 いや、100倍くらいあるのかな、
 で、そうするとね、実質的の貿易制裁というのは、ほと
んどアメリカは、やってないんですよね、
 で、日本は、これに対して、同調はしてないけれども、
 もし、ドイツが、フォルクスワーゲンのところがね、制
裁に加わると、どこが喜ぶか?
 韓国なんですよ、現代(ヒュンダイ)などが生産してい
ますからね、
 生産して大量に作っているんだけれど、あんまり売れな
い、評判が悪いからね、
 で、今、ドイツが無くなってくれたら、どんなに、こん
なに良いマーケットはないと、
 で、金融に関してもね、ここで、ブリックスが、何故、
ここで、急浮上したかというとね、
 西側の金融制裁の『抜け道』なんですよね、
 ここで、兎に角、ちょっと金を用立てしてもらおうと、
 ですから、制裁というのは、必ず、どこかに抜け道があ
 って、違う方向に行くという側面があってね、
司会者:抜け道を見ると、ある程度、本音が見えてくると
 いう場合があるんですよね、
浜田氏:だから、ウクライナのね、危機的状況、
 それに、西側がですね、ロシア経済制裁という事を言っ
てますでしょ、
 しかし、アメリカだって、ロシアに対する経済制裁を、
日本を含めて、色々と呼び掛けていながら、
 ウクライナの危機的状況を、うまく利用して、自らの資
源の確保、特に、ウクライナ東部のシェールガスを、
 これに関してはですね、まあ、ウクライナが、自ら、な
かなか開発できないというところで、アメリカが、お金を
出して、その利権を獲得する、
 で、フラッキング(水圧破砕法)で、環境破壊という事
に対するね、ウクライナ等の住民の反対があったんで、な
かなかそこに踏み込めなかった、
 それを、今、ドンパチやっているもんで、そこが目くら
ましになってですね、今、一生懸命にね、シェールガスの
開発をやり始めている、
 だから、オバマだけじゃなくて、バイデンの、副大統領
の息子が、その会社の役員に入って、資源確保のために動
いているわけですよ、
 だから、一方で、ロシア、あるいは、親ロシア派の動き
を牽制しながら、その裏では、かなり、着実に、ウクライ
ナ利権をですね、アメリカは得ようとしている、
 だから、そのあたりの二重構造、そのしたたかな部分を
ね、我々、日本もですね、ちゃんと情報を掴んで、それの
上前をはねる様なですね、そういう事も考えないとですね、
 だから、折角、プーチン大統領がね、秋に、日本に来る
っていうんであればですね、今、日本の国内では、かなり
批判的な見方の方が主流ですけれども、
 じゃ、その批判的な見方のね、元になっている情報は、
どこから出ているかというと、アメリカから出ている訳で
すよ、
 で、それが、どこまで正しいのか?・・という事は、
 我々、自前のね、情報を持って分析しておかないと、ま
あ、結局ね、全部、剥ぎ取られてしまう、
 日本の持っている技術・資金、それを、うまく利用でき
 るチャンスもあるんだから、
 そういう発想も、必要だと思いますね、
宮崎氏:あのーマレーシア航空を追撃した、あのミサイル
 ね、あれ結局、ウクライナが撃ったんでしょ、
 アメリカは、それに対して、これは、親ロシア派だって
 いう断定から、2歩ぐらい後退しているでしょ、
司会者:だからね、そうなんですよ、
 あれ、だから、40分後に通るプーチンを狙ったという
 噂もあるしね、
 色々、訳わかんなくなって来ましたね、あれ、
馬淵氏:あのー、少なくともね、傍証は、今、宮崎さんが
 おっしゃった通りで、
 というのは、この間、アメリカが衛星写真を公開したん
ですけれどね、
 それが、全然、マレーシア航空と関係なしに、
 ただ、ロシア国内から、ウクライナに対してね、攻撃が
なされるという事なんですがね、
 アメリカが、もし、やるべき公開なら、そのマレーシア
航空を、何処から、誰が撃ったのか、どっから撃ったのか
・・というのが、ちゃんと写っているはずなんですよ、
 そうするとね、それは、公開できないという事になって
いる、多分、そうでしょう、
 そういう状況にあるんでね、我々、本当に、目くらまし
というのか、アメリカ発の情報でね、日本のメディアは報
道してますから、
 (その辺が出なくなりましたね、本当に、さんざんやっ
 てましたねの声)、そうそう、そうだと思います、
司会者:親ロシア派が撃ったというのはね、最近、出なく
 なりましたね、
宮崎氏:それから、もう一つね、
 ウクライナの東部からね、ロシアに対して、すでに50
 万人が亡命しているんです、
 で、こういう事、全然、出てないじゃないですか、
馬淵氏:だから、親ロシア派が、色々、ウクライナ人を、
 現地のウクライナ人を弾圧してなくて、
 ウクライナ当局が、親ロシア派系、あるいは、そういう
 ウクライナ人を、むしろ弾圧しているってのがね、実態
 なんですよ、
司会者:だから、そこら辺が、ねー、報道に行っている人
 たちがね、一方的な報道をしているという事が、だんだ
 ん、ばれて来ているんですけれど、
 あと、どのくらいあるのかな?1分半。1分半で一言と
 いう人は居ますか?
宮崎氏:ロシアのプーチンがね、何故、今、こんなに人気
 者なのという、(笑い)、
 いや、ロシアの中でですよ、
 それはね、強い立場を、全然、崩さないからなんですよ、
 で、非常に弱っている事は、かなり弱ってますよね、で
 すから、その辺のところがね、
司会者:それは、学ぶべきところは、結構、ありますね、
 それはね、
宮崎氏:ナショナリズムとしては、学ぶべき点も、ありま
 すけどね、
馬淵氏:2年ぐらいもつというのは、そうだと思います、
 実際、ロシア人に対する、もっと持ちますよ、2年以上
 は・・、
司会者:そして、もう一つは、ロシア自体が情報というの
 がね、独自の情報源を持っているというね、
 これは、日本の場合は、ほとんどがアメリカから戴いて
いる情報とか、
 独自の情報というのは少ないのじゃないですか、やっぱ
り、非常に、もともとね、
 という事は、金融に関しても、政治、あるいは経済に関
する情報も、自力でやっているものは、かなり少ないじゃ
ないかという気もする、
 それは、もう、一番まずいですよね、
 独自の情報がないというのは、
 ま、こういうものも含めて、次の日本の支配するもの、
あるいは、これから、どういう方向になるのか? 
 皆さんと考えてみたいと思います。1回、お休みします。
           (2/3 完)
..
 (詳しくは、以下のブログへ)
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2014年12月17日水曜日

(その14)日本には『共に栄える』という素晴らしい日本の精神があるから・・

題:(その14):アメリカからの要求は断れないのか?・・軍事・情報だけでなく金融・財政まで支配が進んでいる・・脱出する方法は・・弾性値と均衡ライン・・正当と認めた数値を引っ込める内閣府、そして、(アメリカと線の強い)財務省の言う事が幅を利かして行く・・内閣府の数字を言うとアメリカは怒るのか?・・日本の主権が宙に舞う・・日本が果たしている金融市場の安定・・要はアメリカ国債の安定・・果たして中国は?・・時限爆弾となっている・・日本のロシア接近にプレッシャーがかかる・・北方領土解決でアメリカは困ることに・・中国と韓国とのごたごたを利用するアメリカ・・ロシアの本音は日本、日本の経済力と技術力がないとロシアは近代化できないと思っているから・・日本には『共に栄える』という素晴らしい日本の精神があるから・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員)
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
司会者:そうなんですよ、そこがね、
 だから、我々がね、今、言った様に、TPPとか、消費税
 とか、こういう増税の問題をね、阿部内閣がかなり批判
を受けているとこなんですね、郵政民営化から始まってね、
 で、こういうものっていうのは、じゃあ、(アメリカか
らの要求を)断れないのかという、その問題もあるんです
よ、
 今、言った様に、今日、ちょっと、色んなお話を伺(う
 かが)ってみると、相当、支配、単なる軍事・情報だけ
 じゃなくて、金融までね、財政のところまでね、我が国
 の、アメリカと言っていいんだろうけれど、金融資本と
 言ってもいいんだけども、そういう支配が、非常に進ん
 でいると、
田村氏:じゃ、それから、自分が脱出する方法は、さっき、
 説明不足だったんですが、ここにボンと出てる税収値が
あるでしょ、
 税収の弾性値を3とか、4とか、3~4で、一番少ない
3で計算したら、要するに、軽々と均衡ラインを突破して
行くんですよ、
 だからね、何で阿部さん、こういう事に気が付かないん
 だろうと思ってね、
司会者:だから、気が付いてないのか、分かっているけど
 できないのか、
田村氏:だからね、日本にも岩田和正氏のように、きちん
 と計算したエコノミストが居て、
 しかも、内閣府がオーソライズ(正当と認めること)し
ているんですよ、
 内閣府が、それなのに、お蔵入りしちゃってね、
 財務省の言う1~1.1しかね出して来ないというのは、
 そもそも、これは間違っている訳です、
 それは、政治家であるというか、首相である安倍晋三さ
 んがね、「何故、そっちの方を採用しないのか?」と言
 えば、
司会者:これを言うと、アメリカは怒りますか?
 私が言いたいのは、そこなんだよね、
田村氏:アメリカが怒ろうと、怒るまいが、これは、日本
 の主権の話なんだよね、
司会者:そうなんです。だから、非常に大事な話なところ
 なんですがね、我々の国が、こういう形でね、自立して
 行くというのはね、
 もう一つは、デフレ状況というのか、今、言った様に、
 お金を海外に供給できる体制というのは、やっぱり、あ
 る意味でいうと、そういうところは都合いいじゃないで
 すか、
田村氏:国債金融市場の安定というのは、たしかに、国際
 金融市場の要(かなめ)というのはアメリカ国債です、
 アメリカ国債が、ドルの代替物なんですね、
 だから、アメリカ国債が、要するに、例えば、中国の
何かの工作によりドーンと落ちるようなことがあったら、
アメリカとしては、本当に、これは危機ですよ、
 でー、そこが、だから、米中関係の時限爆弾みたいなも
 のを、アメリカ自身が、抱え込んじゃっているというと
 ころにありますね、
片桐氏:あのー、米中関係について言いたいんですけど、
 去年、日露で、2プラス2をやりましたよね、物凄くイ
 ンパクトがあって、日露が接近したと、で、今年になっ
てウクライナのことで、実は、アメリカは、ウクライナを
物凄く責めていると、
 で、日本は、アメリカの方へ付けと、物凄いプレッシャ
ーがあった訳ですよね、
 で、そこで、そちらの方へ、動いて行ったと、
 で、これって、ウクライナの話と、ロシアを封じ込める
という一つの話と、
 それから、そのー、日本をロシアから離す方向性の話が
あるんだろうなと思うんですよ、(あるんでしょの声)、
 それは、どういう状況かというと、もう一点は、中国に
物凄くプラスになっているはずなんですよ、
 で、そういう意味で、アメリカは、その辺の要素を含めて
 ウクライナの話をやっている部分も、多分にあるなとい
 う風に思いますけどね、
司会者:いや、だから、あのー、基本的に、日本とロシア
 がね、ある意味、くっついたら、あのー、北方領土の問
 題、こういうものを解決を付けちゃうと、非常に困るの
 はアメリカでしょうね、(そうでしょうねの声)、
 そこの問題は、ちゃんと4島を返すべきだと、口では言
 っているけれども、うまく行かないと思ってやっている
 節があるわけで、
片桐氏:そうでしょうね、多分、アメリカは、日本に、中
 国と韓国と仲よくせよとプレッシャーをかけているはず
 です。
 だから、その辺は、通貨の話と含めて、そういう背景が
 あるんだろうなという風に思います、
 逆に言うと、中国とアメリカにとって、日本とロシアが
 関係を結ぶというのは、非常に、物凄い大きな牽制にな
 るという風に思います、僕は判断していますけどね、
司会者:という事は、だから、今年の秋ね、11月に中間
 選挙があるじゃないですか、アメリカは、
 プーチンが、一応、来る予定になっていますよね、日本
に、今、反対しているところもあるって、
 これは、この秋ぐちの事ですけどね、
 なかなか、流動的だと思うんだけれども、これはどうで
 すか?
馬淵氏:以前よりも、流動的になって来たんでしょうね、
 アメリカが、今、議論にあったように、圧力かけている
 というのが、一番、大きいと思いますけどね、
 で、片桐さんが、おっしゃったように、そのー、アメリ
カが、日本に対して中国と韓国と仲よくしろと言っている
のは、
 むしろ、そうじゃなくて、アメリカは、今まで、中国と
韓国を使って、日本を抑え込んで来たんで、
 それが、現れ方に過ぎないんだと思うんですね、
 決してアメリカがね、日中友好、日韓友好を願っている
訳ではなくて、むしろ、逆なんだと思います。
 (ある程度、緊張関係に置くの声)、そうそう、緊張関
係に置いとかないと、
 日本というのは、ますます、力を蓄える訳で、力を発揮
する訳で、それを、まあ、陰に陽に、牽制する手段として
ね、
 あのー、尖閣を利用し、また、そのー、従軍慰安婦問題
をなどなどを、竹島問題なんかを利用しているという事な
んでね、
 それから、もう一つは、結果的に、今、ロシアの方が、
金融制裁等があって、中国に近づいている様な感じがしま
すけれども、
 私の経験から言えば、ロシア人というのは、中国人とは、
まったく肌が合わない、
 ですから、まあー、コンビニエンス的にね、便宜上、何
となく、まあ、中国と仲よくしている格好をしてもですね、
 プーチンの本音は、とてもとても、中国と一緒になって
世界を牛耳って行こうなんていう、もう、あのー、考えは
ないんだと思いますね、
 (カードとして、一種、使っているの声)、カードと言
うか、むしろ、まあ、中国が、今度、天然ガスの、ようや
くね、妥結して、買うようになりましたけれども、
 まあ、ロシアの国益に沿う範囲で、中国を利用するとい
う事で、
 私は、プーチンさんの本音は、日本だと思うんですね、
 やはり、日本の経済力と、技術力がないと、ロシアの
産業の近代化は出来ない、
 だから、日本は、下心を持ってないですからね、他の国
のようにね、ロシア経済を支配しようなんて思ってない訳
ですよ、
 簡単に言えばね、片桐さんが言った様に、古事記的な日
本の精神で、『共に栄える』というのが日本の精神で、基
本的なところに、その様な発想があるんで、
 それは、プーチンもね、非常に日本に期待している点だ
 と思いますね、
 それが、今、アメリカが妨害していると、
                (つづく)
..
 (詳しくは、以下のブログへ)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009

2014年12月14日日曜日

(その13)前に消費増税で景気が落ち込み泥沼にはまり、長い長いデフレへ・・そして、アメリカの要求を断れる日本になれるか?

題:(その13):97年に、消費税を増税したときに、増税による景気の落ち込みで、消費税を増税しても、他の税の税収が減って、逆にマイナスに落ち込んだ・・その上、デフレに突入して、長い経済的苦しみに日本は入ってしまった・・だからまた、税収を増やさなければという発想で8パーセントにした・・デフレになるとアメリカのウォール街が喜ぶ、資金が流入してくると・・日本国内には資金は流れないから、日本はあいかわらずの泥沼の中・・日本のまじめに働いて稼いだ金が、毎年、安定的に世界に流れ出るので世界は喜ぶ・・そしてまた、税収を増やさなければと増税したいという構図・・官僚は消費税の増税しかないと言い続ける・・頭のいい官僚はまことしやかな数字を出して正しいと錯覚させる・・同じことを民間がやると、全く違う数字が出る、嘘つき官僚の嘘つき数字が出ているとなる・・この官僚を後ろから応援しているのがIMFやOECDなど・・また、日本の官僚も外国へ行って外国から日本へ圧力をかける声を湧き起こしている、裏切り官僚となっている・・経済の常識中の常識がなされていない日本という図になっている・・日本の安定的資金源を要求する国際金融市場・・中国は、場合によってはアメリカ国債を売っちゃうぞの図・・忠実な資金提供国は日本だけ・・TPPを含めてアメリカからの要求を断れないのか、日本は・・単なる軍事・情報だけでなく、金融・財政などなど支配を受ける日本となっている・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員)
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
司会者:というのと、それとね、もう一つ、大事な事なん
 ですけれど、
 そういう状況の中で、例えば、今、大蔵省がね、アベノ
ミクスの中のね、いわゆる、財政均衡論みたいな形で、増
税とかね、先日の、書いてありましたけどね、
 こういうのも、一種のアメリカの意向とか、デフレ状況
 を続けたいのかと思うくらいのね、
田村氏:じゃー、そういう話なんで、ちょっと、前回、実
 は、作ってたんですけど、
 これは、1997年の増税後に、どれだけ、日本の税収が変
化したかと、
 この上の黒い線が、3パーセントから5パーセントの消費
税率にしたでしょ、
 1997年に始まって、1997年の単年度では、要するに、
赤い方がね、一般会計の消費税収を除く分ですね、
 で、これで、曲がりなりにもプラスになった、1997年度
だけで、
 後はもう、全部、消費税収の分も、全部、他の税収のマ
イナスが食っちゃって、それで、
 (経済が悪くなったから食っちゃったの声)、
 デフレに突入してですね、15年、20年になるんですね、
 で、そこで必要なのが、消費増税が必要だよと、
 今、8パーセントにした訳です。
 で、デフレで、何があったかと、強い日本の円、これは、
日本国民がですね、あるいは企業が、要するに蓄えて、稼
いだ円ですよ、
 で、これは、立派な国際通貨ですね、
 それが、アメリカのウォール街の方に流れ込んで行く訳
です。
 あるいは、国際金融市場という、まあ、概念でくくれば、
これは、ロンドンの金融市場も含む訳ですね、
 そういうもの、日本のお金が、『ドル中心』の国際金融
市場というものを、安定させている訳です。
 ここから推論して行けばね、日本が、あえて増税して、
デフレにして、
 要するに、強い円というか、円高に持って行ってね、国
際金融市場に貢献するという構図が出て来ます。
 だから、消費増税というものを考える時にね、『これは、
誰のためにやっているのだ』という事を、まず、為政者と
いうのか、政治のリーダーは考えなくてはいけないのです。
 財務官僚という人が考えているのは、とにかく、計算上
で税の増収になるのは、消費税しかないといっているでしょ、
 では、実際、何が起きていたんだといえば、マイナスな
んです。
 財政悪化が起きたんです。
 財政悪化が起きたという事は、残念ながら阿部内閣でも
ですね、きちんと、誰も議論をしていませんね、
 えー、それで、今回、更に、来年10月からは、税率を10
パーセントに持って行こうという訳でしょ、
 財務省が、そこでよく言うのは、内閣府を使ってね、内
閣府のエコノミストを使って、えー、経済・財政の中長期
試算というのを発表するんですよ、
 これは、最近、発表されたんですが、
 で、そこで、言っているのは、要するに、GDP、名目の
経済の成長率が1増えれば、税収がどのくらい増えるかと
いう、要するに、税収の弾性値という計算があるんですよ、
 そこで、内閣府が計算した数字では、1~1.1の間で
す。
 この1~1.1の間の数字が、どうして出るのかという
かというのは、はっきり言って、財務省の内部数値です。
 で、それに、どんな計算根拠があるのかというと、聞い
たことはないですね、
 逆に、内閣府の方は、エコノミストの集団ですからね、
 で、2007年の時点で、今の日本経済研究センターの理事
長の岩田和正(いわたかずまさ)氏ですね、
 彼は、元々、官庁エコノミストですから、
 彼に委託して、彼に計算させたのですよ、税収の弾性値を、
 そしたら4.04と出たんです、(大分、違いますねの声)、
 で、実際、私が、最近、税収の弾性値の各年度を見たら、
 えー、やっぱり、3~4ですね、
 だから、岩田さんが出した、岩田和正氏がチーフになっ
て出した弾性値というのは4.04ですけれども、
 まー、そのー、大体、その線に沿っている訳です。
 決して、絶対、1とか、1.1という事はありえないの
です。
 要するに、弾性値というのは、ボールと思えばいいので
すね、
 小さな力でポンと落としても、弾む訳でしょ、弾(はず)
む値が、これが弾性値です、
 だから、それをね、1しかない、1の力を入れたら、1し
か出て来ないというのは、これが、財務省の計算なんです、
(だから増税しろという訳の声)、
 だからね、真っ赤かになっちゃった訳ですよ、
 で、だから、8パーセントに増税して、更に、10パーセ
ントにして、それでも足りないと、
 要するに、これがね、中長期試算というやつの財政の単
年度収支が、プライマリーバランスと言いますけれども、
 まー、これが、均衡する線が、このラインです、
 で、このまま行ったら、もう、ずーっと、届かないのです、
 あのー、要するにね、内閣府が計算したのは、黒い棒の
方なんですが、少ない方です、
 だから、ここは全然、及びませんよと、
 だから、もう、何年度になっても、もう、平成35年度に
なっても、赤字もいいところでしょうと、
 だから、10パーセントの増税でもダメです、15パーセン
トにしなきゃいけない、20パーセントにしなきゃいけない、
 で、それを、後ろから押しているのが、えー、IMFであり、
 (いや、そこなんですよの声)、
 それからOECD、
 これは、もう、財務官僚の人がね、向こうへ行って、色
々、PRしている訳ですが、
 だから、国際的なボイスとしても、『日本が、消費増税
を、やるのは当たり前だ』という風に持って行く訳ですね、
司会者:だからねー、私たちがよく考える、普通に素人が
考えても、税収を増やすには、パイを大きくする、そうい
 う政策をね、とらざるを得ないのじゃないかと、普通、
 考えるんだけど、
田村氏:経済成長を、収支を、健全化させるという、国際
 的な、経済学の本当の常識、常識中の常識が、何故か、
 全然、ないんですよね、
司会者:今、聞くと、だから、頭のいい奴の、財務官僚た
 ちがね、そんな、今、言った数字を見ても歴然じゃない
 ですか、
 それが、やらないというのは、つまり、海外のね、IMF
 にしろ、何にしろね、そういう所からの影響を受けてい
 るのかという所まで
田村氏:日本のデフレで、デフレが続いてですよ、
 それで、円の相場がしっかりしてて、円の資金が、要す
 るに、デフレというのは、日本国内での投資が起きない
訳ですよ、(外へ行きますからねの声)、
 外へお金が行くでしょ、そうすると、完全に国際金融市
場にとってみれば、一番、安定する資金源です、
 で、中国は、『どうなんだい』と言えば、
 さっきのブリックス銀行ではないけれど、隙(すき)あ
らば俺が取ってやろうという、そういう訳でしょ、
 今の米中関係を見れば、明らかに、これは、中国が、い
つまでもドルに依存するという訳ではなくて、
 じゃー、場合によっては米国債をね、それこそ、橋龍さ
んより物凄いスケールで売っちゃうぞという、
 アメリカとしては、これが心配でたまらない、
 一番ちゃんとした、アメリカに忠実な資金提供国は、こ
 れは、はっきり言って、ジャパン(日本)しかないですよ、
片桐氏:絶対、消費税増税の法案が通った時に、景気条項
 というのが、あったじゃないですか、
 で、今も、結構、悪いと言われていますけど、今年、ま
 た、判断する、消費税増税の判断されるという話になっ
 ていますけど、どんなに景気が落ちても、必ず、消費税
 増税の判断をすると思いますよ、間違いなく、
司会者:そうなんですよ、そこがね、
 だから、我々がね、今、言った様に、TPPとか、消費税
 とか、こういう増税の問題をね、阿部内閣がかなり批判
を受けているとこなんですね、郵政民営化に始まってね、
 で、こういうものっていうのは、じゃあ、(アメリカか
らの要求を)断れないのかという、その問題もあるんですよ、
 今、言った様に、今日、ちょっと、色んなお話を伺(う
かが)ってみると、相当、支配、単なる軍事・情報だけじ
ゃなくて、金融までね、財政のところまでね、我が国の、
アメリカと言っていいんだろうけれど、金融資本と言って
もいいんだけども、そういう支配が、相当、進んでいると、
                (つづく)
..
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