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2011年9月3日土曜日

エルサレム: 歴史に旅する人たちの交差点でもあった・・・

題: エルサレム:歴史に旅する人たちの交差点でもあった...
       (仏教とイエス・キリストの共通性)

☆エルサレムは交通の要衝。
  東西南北、歴史に旅する人たちの交差点でもあった。

  インド仏蹟のストゥーパ(塔)からは
    ギリシア人の奉仕の証が見られ、
      インドとギリシアの当時の交渉の確証の一つにも
                      なっている。

  仏教は
    「一切衆生の 誰もが、
        仏になる仏性というものを持っている」と
                      教えている。
  また、
   ユダヤ教各派の中でも、
      仏教の教えに理解を示すグループに
            イエス・キリストは、属していた。

   イエス・キリストの言葉に
             上記と同系思想の、

    「誰もが 神の子として 平等だ」 と、
         上記の仏教の教えと
                同系の教えを語っている。

   イエス・キリストに 
      仏教の教えと相通じる面が見られる
                      1つである。

   だが、  弟子達は、イエス・キリストの死後、
       「イエスが唯一の神の子」 と
                     してしまった。

   この事からも 次の事が分かる。
   キリスト教の中央集権的なヒエラルキー(神を頂点とす
  る序列)が、強調され、
   イエス・キリストの意志の一つである「平等性」の心が
   配慮されない
        欠落の状態に置かれてしまった。

2011年9月2日金曜日

想像してごらん・・・ジョン・レノン・・・

☆ ( ジョン・レノン 「 イマジン 」・・・) 

   想像してごらん 天国なんて存在しないと
   想像しようとすれば簡単だよ
   僕達の下に地獄なんて無いんだ
   ふり仰げば空があるだけさ
   想像してごらんすべての人々が
   現在を生きているんだと…

   想像してごらん 国境なんて存在しないと
   そう思うのは難しいことじゃない
   殺す理由も、死ぬ理由もない
   宗教なんてものも存在しない
   想像してごらん すべての人々が
   平和のうちに暮らしていると…

   僕のことを単なる夢想家だと思うかもしれない
   でも、僕ひとりだけじゃないんだ
   いつの日にか 君も仲間に加わってくれよ
   そうすれば 世界はひとつになるだろう

   想像してごらん 所有なんて存在しないと
   君にもそういう考えができるかしら
   貧困になったり飢えたりする必要はない
   兄弟同志なのだから
   想像してごらん すべての人々が
   この世界を分かち合っているのだと…

   僕のことを単なる夢想家だと思うかもしれない
   でも 僕ひとりだけじゃないんだ
   いつの日にか 君も仲間に加わってくれよ
   そうすれば、この世界はひとつになって動くだろう

 アメリカのキリスト教徒には
   "(Nothing to kill or die for) and no religion, too"の一節が
  嫌悪され、
 カバーされる場合において
       "no"が"a"に変えられたり、
 節そのものが
       削除されることがあるという・

 ジョン・レノンの名曲 『イマジン』は、
    アメリカではときどき、
        (「宗教もない」という歌詞を削除して
             演奏されることもある)。

 あるヴァージョンでは、
    そこを鉄面皮にも
       「一つの宗教もある」に
           換えることまでしているという。

☆アインシュタインの言葉:
  神なんて
       想像しようとは思わない。
  大いなる自然の畏敬の念に 
       打たれるだけで十分だ。

☆アメリカの
     王立天文台長で、
         ロイヤル・ソサエティ会長でもある
  マーティン・リースの言葉:

   不信心な国教会教徒だが・・
       一族への「忠誠心から」
               教会に行くのだ
 
☆アメリカは、
   想像以上に
       キリスト教徒でない人がいる。
  公表を、
       ためらっているだけ。

 無神論者の数は、
     多くの人が気づいているよりも、
     もっとはるかに多く、
 特に
     高い教育を受けたエリートの間に多い・・

 傑出した人々のうちの、
     どれほど大きな比率が、
     宗教への完璧な懐疑論者であるかを知れば、
     世間は驚愕するだろう。
              (リチャード・ドーキンスの言葉)

☆キリスト教聖職者 KD氏 の言葉 : 
    戦争を起こしたのはキリスト教徒であって、
                     キリスト教ではありません。
        KD氏 :キリスト教聖職者であり、
              キリスト教系大学教授、日本人。
        キリスト教の教義を教え、キリスト教徒にしたのは、
        キリスト教ではないのですか?の問いに返事はありま
        せんでした。

☆キリスト教の教皇レオ13世の言葉 :
   『死刑は、教会に反逆するものが居た時、
               それは効果的な手段と言える』
   「教会が悪人を処刑しても許される。
               また、そうする義務もある』

☆聖ベルナルドゥスの十字軍兵士への言葉 :
   「キリストのために殺しても、死んでも、罪ではなく最も名誉ある
   ことである。殺すのはキリストのためであり・・・

☆本日(H22・2・26)、近所の英会話教師のカナダ人と、いろいろ話 
  をしたが、その中に、
  『 カナダでは 確実に キリスト教徒が減っている 』 とその方
  は話されていた。

2011年9月1日木曜日

近代の最先端科学は、『キリスト教の間違い』を証明した

近代の最先端科学は、『 キリスト教の間違い 』 を証明した

☆地上に神は存在しないというキリスト教の教えは、
 近代思想の基礎を築いた。
 近代の思想家たちは、
ヒエラルキー・統治・闘争の必要性を唱えるキリスト教の教えを受
け継ぎ、それを科学的に証明した。
 しかし、21世紀が近付くにしたがって、そうした思想には欠点
があるばかりか、科学的根拠も薄いことが分かってきている。
       (キリスト教暗黒の裏面史212頁 徳間文庫)
 (注)ヒエラルキー:ピラミッド型階層性・序列 

☆キリスト教のヒエラルキーは、
 神を頂点として、組織の構成要素すべてに優劣をつけて分類する
という考え方である。
 しかし、近代哲学者の思想は、現実は、たわいもない偶然の出来
事から成り立っているのであって、大きな意識によって意図的に生
み出されたものではない、という考え方である。
 多くの者は、今ではこう考えるようになっていた。
 神の意志に目を向け、それを理解しようとしても、真理は見つか
らない、と。
 機械的な宇宙の小さな要素を分析してこそ審理は見つかるのだ、と。
 宇宙が神の干渉を受けずに動いていることが科学的に証明されて
いる(同 214頁)

☆キリスト教は、自然界に神聖なものはないと考えている(神の居
る天のみが神聖である、と)。
 キリスト教のイデオロギーから生まれ、近代思想家によって証明
されたさまざまな思想は、20世紀末を迎えた今では、科学的根拠
に欠けることが分かってきている。
 キリスト教の教義に関わった古典物理学には宇宙観を語れるほど
の知識がなかったことが明らかになった。 (同 223頁)

 1例として、ニュートンは、十分な情報を与えられれば、出来事
の結果を正確に予測できると思っていた。
 だが、量子力学によって、人間に分かるのは結果の「確率」にす
ぎないことが明らかになった。
 矛盾のない物理学を打ち立てようとしてきた科学者たちは、現実
のすべての物事について論理的に説明するのは不可能だと、自らの
発見によって認めざるを得なくなった。
 波動関数の研究をしていた科学者たちは 物質界が「心的」でも
あり、また「物的」でもあることを発見した。
 キリスト教の天地分離説を裏付けるものとして、古典科学者たち
は精神と物質が分離していることを証明してきたが、それは科学的
な真実ではなかった。 (同 224~5頁)
 (キリスト教の間違いを確認する結果となった)

☆『量子力学の理論が正しいとすれば・・文字通りの物質界などと
いうものは存在しない。
 この結論は、それが存在しないかもしれないというような、あや
ふやなものではなく、その存在をきっぱりと否定するものである  
  (同 224~5頁)

☆近年の科学者たちの功績によって、(ニュートンなどの)古典論
が科学的根拠の薄いものだったことが分かってきたのである。
 近代の科学的方法、すなわち、構成要素を細かく分析して、キリ
スト教的なヒエラルキーに当てはめるという方法も、今では考えな
おされている。
 近年の科学によって分かってきたことがある。
 それは、要素を分析するだけではなく、要素の全体的なつながり
もあわせて考えれば、真理により近づけるかもしれない、というこ
とだ。   (同 226~7頁)
 
 ( 仏教は全くすごい。仏教の教義が、最先端の近代科学で正し
いことが証明されて来ている。仏教の教義の一つを例に、『一切衆
生、悉有佛性:(いっさいしゅじょう、しつうぶっしょう)・・・
 この世のあらゆる生きとし生けるものは、ことごとく皆、佛性(
佛の性質、佛と成り得る資質)が備わっている。そうした生きとし
生けるものでもって宇宙は構成され、すべて(万物)が繋がり、時
は流れている。そのつながりの中で育んで行く』・・・この定義さ
れている仏教の考え方・教義が上記の近代科学の考え方と全く一致
している。そして、キリスト教の教義・考え方は間違っている事が
分かってきたと言われている)

☆今まで私たちは、キリスト教の恐ろしい歴史を見過ごしてきた。
 キリスト教の教えをさまざまな角度から検証する事もなかった・・
 気づくだろう。神は恐れと絶対服従を求める存在だ、と。
 教え込むことは、人間の精神を繰ることにほかならない、と。
 性差別主義・民族主義・全体主義の根底には、
 唯一至高神への信仰がある。   (同 238~9頁)

☆多様性や自由、人間の尊厳を重んじる世界へと突き進んで行け。
 そうすれば、人類が自由に人道的に生きていくという理想を揚げ、
夢に向かって羽ばたくことができる。   (同 238~9頁)

(方向性は多神教にある事が確認され、それが正しい方向性だと分
かってきた) 
(また最近、次の確認をした。来日された前パリ・ソルボンヌ大学
総長が上記考えと同じ発言をされていた。
 多様性の中に人類の未来があり、各多様性さの中に神聖さがあり、
オリジナリティがある・・・など)

2011年8月31日水曜日

オランダ流の発想 長坂寿久さんに聞く(日経新聞)・・に思う

オランダ流の発想 長坂寿久さんに聞く(日経新聞)・・に思う

☆ 「 市民、NPO通じ 政治参加 」
☆ 「 国 ・ 私益を超え 人類愛 」

☆著者 : 長坂寿久(ながさか・としひさ)氏
 1942年神奈川県生まれ。拓殖大教授。65年明治大卒、
 日本貿易振興会(当時)に入り、シドニー、ニューヨーク、アム
ステルダムに駐在。99年から現職。
 2009年に長年のオランダ研究の功績により同国から「蘭日賞」受賞。
 著書に『オランダモデル』 『オランダを知るための60章」 など。

☆ 『 異質なものへの 寛容さと平等主義が
                歴史によってはぐくまれた 』

 オランダと言えば、日本では江戸時代の長崎・出島が連想される
 ・・長坂寿久さんは
 日本貿易振興会(現日本貿易振興機構)のアムステルダム所長と
して1993年から約4年間、オランダに駐在。
 かつて生活した米国とは異なる社会システムに注目し、本格的な
研究を始めた。(筆者注:米国はキリスト教徒の多い国)

 『自分に迷惑が及ばない限り、あなたは何をしてもいいというよ
うな寛容さと黙認の文化がある国だと感じました。

 これは17世紀のオランダの黄金時代に根っこが形成され
 当時、覇権国家となって商業が発展、アムステルダムは欧州の中
継貿易センターになりました。

 人種や宗教が異なる多様な人々が去来した。
 経済成長を遂げるには、異質であっても自分たちに意味のある人々
を受け入れる必要があり、寛容性の素地が出来上がっていったのです」
 (筆者注:多様性ある人々の 『 存在の是認 』
  その多様性を持つ人々の考え方・行為への寛容さ。
  異なる人種や宗教。
     異質さに 『 意味がある 』 と捉え、受け入れる)

 オランダの国土は
 ほぼ九州に匹敵・・4分の1は海面下
 堤防がなければ国土の65%が水で覆われる

 そこから独特の平等主義も生まれた
 『堤防の前ではみんな平等』 という思想
 堤防は全員が協力、対処しなければ守れない
 一か所でも決壊すれば国は水没する

 そこでは
 上下関係やヒエラルキー(ピラミッド型の序列)は 『 不要 』

 何百年にもわたる堤防を守る行動が
               対等・平等主義を定着させた
 (筆者注:現在、地球は、このオランダと同じ様な状況となって
いる。
 CO2問題も地球上の人々・全員が対処しなければならない人類存続
の課題であり
 また
 この他にもこれから対処しなければならない同様の課題が
   累積している状況。
 この様な時、上下関係や序列・ヒエラルキーは
               『 不要 』 と言っている
 小生の日記
  「近代の最先端科学は『キリスト教の間違い』を証明した」には
 キリスト教の教義・ヒエラルキーの教義は
 科学部門でも否定され
 科学の発達の阻害要因となっている事が証明されていると)

☆ 『 政府と企業とNPOが対等な立場で話し合う 』
 オランダは
 非営利組織(NPO)が欧米の中でもとくに発達した社会
 市民はNPOを通じて日常的に
               政治に注文をつけている

 「政策決定にかかわるNPOの力には驚きます。
  政府は何か法律を作る際には 検討作業の最初から、
 関係するNPOの代表をすべてと言っていいほど呼んで意見を聞く
 審議会をつくる
 現場の市民の要求が次々と吸収され
 より実態に即した政策作りにつながる」

  (オランダ以外では)
  「市民の声は・・選挙の時しか反映されない
  政権は、主に産業界と相談して法案を作成
  この結果、企業の力は強まったが民意がないがしろにされた」

 長坂さんは政府、企業、NPOが対等な立場で政策決定に参加する 
仕組みを 「オランダモデル」 と名付けた。

 従来は政府と産業界が利害調整して
 法律などを作る「2セクターモデル」が戦後、どの国でも主流だった

 『この国では全雇用者に占めるNPO関係者の比率は12%を超え、 
先進国の平均7%を大きく上回る
  それを支える理念はパブリック(公共)の利益

 国益や私益を超えた人類益、地球益を守ること
  それがNPOの役割であると認識されている
  だから尊敬もされています」・・以下、略
 (筆者注:キリスト教の教義は信じる者は救い、信じる者は自分
 たちの枠内に入れ、信じない者は切り捨てる、「異教徒は生かし
 ておいてはならない」、「(キリスト教の)神の義によって、人
 を誅してよい」である。
  この教義は間違っている。 『 変えなくてはならない 』 
     特に、地球の今をみると )

2011年8月29日月曜日

マグロが食べられるのは・・我々が最初で最後か・・

☆《マグロが食べられるのは・・我々が最初で最後か・・

 世界は地球環境の保全を前提にした新しい経済へと歩みを
進めている・・・》: 

 漁獲量について、「2050年までに地球上のほぼすべての水
域で漁獲量が減少し、ほとんどが小型種になる」。
 これは、国連環境計画(UNEP)が会議中に発表した予測であ
る。
 原因は乱獲や水質汚染。
 回転すし店で大型種のマグロを楽しめるのは、私たちの世
代が最初で最後かもしれない。

 魚だけでなく自然資源が喪失する。
 だから会議の本質は経済活動のあり様を問うものだった。

 日本は木材や食料など自然資源の多くを輸入に頼るが、輸
入元の国々が「『緑の』国民経済計算」構想に参加し、そう
した価値を価格に上乗せする事も考えられる。

(参考):「『緑の』国民経済計算」構想:世界銀行のロバ
ート・ゼーリック総裁が発表した、森や海など生態系の経済
価値を評価して、政策に反映させる構想)。

 乱獲や乱開発をしないといった原則を守る原材料の生産や
調達にお墨付きを与える認証制度も討議された。

 パーム油では、「RSPO(持続可能なパーム油のための円卓
会議)」が「持続可能な原料」との認証を与える。

 英国・オランダの巨大企業のユニリーバは「我々のパーム
油は2015年までにすべて持続可能な供給源からにする」と宣
言した。

 日本の企業は、多様性保全に取り組む企業ネットワークの
発足にかかわったが、行動指針には「配慮する」「努める」
など心掛けの言葉が並んだ。

 日本の企業に危機感が足りないように思える。

 世界は地球環境の保全を前提にした新しい経済へと歩みを
進めている。
       編集委員:小森敦司氏(朝日2010・11・9

今あるのは、昔からの貴い営みから:ダライラマの言葉:あるアンケートに答えたもの:日本人の祖先の暮らし

 題 : 今あるのは、昔からの貴い営みから:ダライラマの言葉、
      あるアンケートに答えたもの、日本人の祖先の暮らし 

1、ダライラマの言葉 :
  『私たちは誰もが皆、お互いの必要性を感じ、必要性を共有し
 ています。
  私は、如何なる人であろうと、またいかなる事情があっても、
 必要性を共有している人々を兄弟姉妹のように感じます。
  そして、会う人・すべての人々を愛しています。
  この様に感じることは、どなたであろうと可能なことです』
  (2010・10・4、pm17:30頃のTwitterの言葉。私なりの訳
  です)。

2、あるアンケート(日本に未来はあるか?)に答えたもの。
  日本に未来はある。
  長い歴史の中で培った日本人の資質を信じます。
  幕末・明治維新・第二次大戦後など・・大いにその資質が発揮
 された結果と思っております。
  日本人の持っている「智恵を生み出す素質」もあると信じてい
 ます。
  現状は一つの試練の時とも見え、長い歴史を見れば「波だとか、
 底だとか」と現状を分析するほどのレベルにはないとも思えます。
  10月5日(PM14:01)にラジオで放送されたコメントです。
  (『日本人のDNAは信じたいですよね』とのアナウンサーの
   言葉もあり)

3、《古人骨と食べ物》 
    米田 穣氏(東京大学大学院新領域創成学研究科准教授):
  縄文や弥生の時代の人骨を分析して、当時の日本人が何を食べ
 ていたかを探る研究が進んでいる
  ・・同位体生態学・・骨を分析すれば、そこから食べていたも
 のを突き止められる
  ・・古人骨に含まれる元素の重い同位体や軽い同位体の比率を
 調べます。
  およそ1万6千年前に始まる縄文時代の人骨
  ・・亜寒帯の北海道、温帯の本州、亜熱帯の沖縄
  ・・北海道では、オットセイの様な海生哺乳類、鮭などの魚を
 主なタンパク源とエネルギー源にしていました。
  本州は氷河期が終わって森で覆われ、クリなどの木の実を主食
 にしてエネルギー源にし、魚をタンパク源としていました。
  これに対し沖縄では、サンゴ礁で採れる小魚や貝類が主体で、
 これをタンパク源としていたようです。
  紀元前800年に始まる弥生時代は、稲作が伝わる。
  「縄文時代の後期に、本州の人口が減少します。
  森で何かが起きて、木の実が採りにくくなったのが原因と思わ
 れます。
  そこで弥生時代には稲を積極的に導入し、タンパク源は従来同
 様、魚に求めていたようです。
  米と魚に象徴されるスシ文化は弥生時代に確立されたといわれ
 ます。
  でも植物のデンプンをエネルギー源に、魚をタンパク源にする
 伝統的な日本食文化の起源は縄文時代に確立していた
  ・・私たちの祖先が、アフリカのジャングルで暮らしていた頃
 は、果実など植物質の食べ物で胃袋を満たしていた。
  サバンナに出てくると、肉食に転換する。
  初めは猛獣が食べ残した動物の骨を石器で砕き、骨髄などを食
 べていたのでしょう。
  アフリカを出て欧州で進化したネアンデルタール人の骨を分析
 した結果、大型の哺乳類を主に食べていた事が分かっています。
  これに対し、人類学の分類上、人と直接つながるクロマニヨン
 人が、魚や小型の動物を食べていたようで
  ・・最終氷期(8万~2万年前)の終わり頃、温暖化に向かう
 中で、植物を食事に取り込むようになる
  ・・火で加熱して糖分に替えたりして、植物のデンプンを食べ
 るようになりました。         (日経2010・9・18)

2011年8月28日日曜日

NHKの 反社会的行為

題: NHKの 反社会的行為

  NHKは、テレビ・ラジオの強力な全放送媒体を使って
  『頑張るな』のキャンペーンを放送し続けた経緯において、
  この表題の言葉は、
   キリスト教およびキリスト教団の方針から由来しております。
  誤解を与える(間違っているとも言える)ので、
   『 頑張り過ぎるな 』 と正しい言葉、意志が正しく伝わ
  る言葉に訂正しなさいと申し上げておりますが、
   教義的な言葉なのか、同様の行為が続いた。
  2010・4・29 の時点において
   NHKラジオで
      以前と何ら改善しないで、同じ様に放送した。
  下記は、NHKへ送信した文です。    

       〔   記   〕
   NHKラジオが、「頑張るな」とキャンペーン放送をし続けてい
  ますが (2010・4・29、am8:30~11:50 も放送)、
 『 頑張り過ぎるな 』 が正しい 「キャンペーン用語」です。

  「頑張るな」とのキャンペーン用語は 誤解を大きく与えます。
  誰にも、その誤解は生じてしまいます。
  『正しいキャンペーン用語』でなく、
  故に、正しくない言葉で放送を し続けることは、
   間違っていることを、社会へ、世の中へ、
          影響力の強い放送媒体で 放送し、
  流布し 続ける行為になり、
  結果的に
   『 反社会的な行為を行っている 』 事になります。
     (何度も この事を申し上げさせて戴いて居りますが)。
  過日にも、
   NHKテレビの討論番組で、
  国際基督教大学の先生が 『頑張らない』との意見を、
  教示的に、また、意見の発展性もなく、
  同じ発言を 言い続けた討論で、
  当時の文部科学大臣から
  『頑張っている方が、社会から感謝され、
           報われていく社会でなければならない 』
   との発言(正論)がありました。
  これが正しいのです。
   早急に、訂正して下さい。

 ー(関連資料)ーーーー
 (NHKへ送信した文から、当時、作成された本件と関連する文) 
   NHKは、過日、何故か
       「 頑張らないのが 良いことだ 」 
                    と 繰り返し放送した。
 キャンペーン的に 何度も繰り返し、
       テレビ・ラジオに渡って 放送した。
               それは 長い期間 であった。
 NHKは、
    自分たちのイデオロギーを、時々、
       この国民の所有する 放送媒体の機械・システムを
 自分たちの道具のように 使用し
     自分たちの主張・イデオロギーのキャンペーンをする。
 確かに、鬱の方には「頑張れ」と励まさないほうが良いとかとの、
     特殊事例は あるが (特殊解において成立するが?)、
 一般論として頑張ることを否定し、
         頑張らないことを奨励する事とは
                   おかしな NHKの行為。
 また、
    番組内は「頑張らないのが良い」との
              賛成論のみの放送をする
                        偏した状況。
 頑張るという事に関する論点の広がりは
                   何一つ放送されない。
 また、
 テレビに於ける
   「学校改革についての長時間に渡る討論番組」(テレビ1ch)
      においても、
 国際基督教大学の論者が 頑張らないことを 述べている。
 (NHKではキリスト教系の大学が多く出演する状況だった。
                  今でも その傾向か?)。
 この 国際基督教大学の論者 は、
         その裏づけ的論理を 示さないで、
 教示的発言スタイル(論理の広がりも無く)で、
     固執した発言が続く・・・(全く教義の教示的スタイル)
 出席された伊吹文部科学大臣の
  「 頑張る方が 正しく評価され、
       頑張った結果に報いていく社会で 
                   なければならない 」
               との発言と平行線となる討論。
 討論番組として
      論理の広がりも何もない プア(貧弱な議論)な状況。
 NHKは キリスト教の教義から来る
     「頑張らないが良いことだ」を 
           何故 キャンペーン的に放送議題として
                      取り上げるのか?
     反社会的な放送議題だ。

 日本や世界で、
     社会や技術等々をリードする 最先端や先端で
 頑張っている方々に支えられている 社会構造を
     考える時、
 この珠玉の方達と その頑張る行為を、
     公共放送NHKが 足を引っ張る的な
     反対意見放送を 繰り返すのは

     間違っている。