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2013年5月3日金曜日

・・そして、キリスト教となった。

題:・・そして、キリスト教となった。
(真を求めて 皆様と共に幸せになりたい)
.
 「・・必ず不義の者」が居る。
 イエスの説く愛は、この形の中で説かれている。
 イエスの愛は、絶対の愛の中では説かれていない。
 キリスト教は、呪いの中で説く宗教である。
 「絶対の愛」という形は、存在し得ない環境の中にあった宗
教である。
 そして、愛を説いたイエスが、汚(けが)らわしい者たちと
罵(ののし)りながら、
 神殿で商売をしていた物売りの人たちの店を叩(たた)き潰
す。
 「金利を取ってはならない」との宗教理念があるからといっ
て、両替の店を叩き潰すことはないだろう。
 鳩屋の店も、滅茶苦茶にすることはないだろう。
 イエスの愛の実践なんて、こんな浅はかレベルなのだ。
 愛想よく隣の店の人と語らいながら、商(あきな)いをして
いた町の人々の中に、
 自分の宗教理念を揚げて、
 何の権利を持たないイエスが、
 暴力三昧をふるう。
 「お前達は強盗だ・強盗の巣だ」と蔑(さげす)み叫びなが
ら。
 似た様なことが、最近でも起きている。
 「世界の警察官だ」と。
 「イエスの夢を見た。決断した」と。
 最新兵器で、イラクを攻撃したキリスト教徒の大統領。
 アメリカの多くの若者が死に、
 また、まったく戦争と関係の無いイラクの多くの方達が亡く
なった。
 戦争を、やっと、生きて帰れたアメリカの若者も心を病み、
 ニューヨークのホームレスの5人に1人は、
 この戦争で心を病んだ若い者だと、報道で知る。
 罪深いキリスト教の宗教理念、
 そして、自分が信じているのだと、
 キリスト教の理念で戦争をやり始めたキリスト教徒の大統領。
 キリスト教の聖書、申命記7・1に
 「ヘト人、ギルガシ人、アモリ人、カナン人、ぺリジ人、ヒ
ビ人、エブス人を貴方の前から追い払い、
 貴方の意のままにあしらわせ、
 貴方が彼らを撃つ時は、
 彼らを必ず滅ぼし尽くさねばならない。
 彼らと協定を結んではならず、
 彼らを憐れんではならない。
 (「詩篇」137・8)には、
 「いかに幸いなことか・・(バビロンの)幼子を捕えて岩に
たたきつける者は」。
 これと同じことを、南米・中米・北米メキシコ、及び、その
離島で、インディオを全滅・殺戮したキリスト教徒と同行した
キリスト教聖職者たちは、
 このキリスト教の聖書が説き知らせることと同じこと「幼子
を岩に叩きつけ殺しをしている」。
 それも面白半分に。
 本「インディオスの破壊についての簡潔な報告」ラス・カサ
ス著をお読みください。
 キリスト教聖職者のラス・カサスは、「このままでは、天に
召されない」と、本国の王へ報告し、
 この本を書いた。
 もう悪行のし放題を、50年した後だった。
 「この馬鹿聖職者め」と言いたい。
 殺す前に気付け・・と。
 殺した人は生き返ってこないではないか・・と。
 (「詩篇」139・19~22)「どうか神よ、逆らう者を討ち滅
ぼして下さい。
 ・・主よ、貴方を憎む者を、私も憎み、貴方に立ち向かう者
を忌むべき者とし、
 激しい憎しみをもって彼らを憎み、
 彼らを私の敵とします」。馬鹿聖書め!
 キリスト教には、自分たち信仰者を「正義とし」、
 その信仰を受け入れない者を「不義とし、敵視し」、
 愛の対象より駆逐するものとの考え方・教義がある。
 イエスも、この二律背反の思考形態となっている。
 というより、イエスにあったが故、キリスト教が、この様な
宗教の形となった。
 歴史に多くの殺戮の影を重ね、戦争の歴史を刻んだキリスト教
となった。

2013年5月1日水曜日

アメリカとは・・・? 「湾岸戦争の場合」

題:アメリカとは…? [湾岸戦争の場合]
 (悲惨な戦争を無くせないのでしょうか?)
.
 ソ連が崩壊し、
 社会主義が崩壊し、
 「市場経済」原理を導入し、社会主義体制を存続させようと
の動きのある中で、
 アメリカは「資本主義の勝利」だ。「新自由主義」だと湧い
た。唯一の超大国と増長した。
 そして、市場経済や民主主義を世界に普及させるのだと燃え
た。そして、「グローバリゼーション」だと。
 わが世の時流が正しいから、やって来たんだと独善的に言っ
た。
 しかし、次の例でも分かる通り、アメリカの民主主義と言っ
ても、そこには世論工作に腐心する「不誠実なアメリカ」があ
る。
 クウェート人の少女が、
 「イラク兵が病院で保育器の赤ん坊を投げ捨てるのを見たの」
との発言を、マスコミに大々的に報道させ、
 後で、この少女が、クウェート人の少女どころか、「駐米ク
ウェート大使の娘」のアメリカ人と判明した。
 第二次世界大戦の戦端が開かれる前に、日本を悪くしたいと、
宣伝工作のやりたい放題をしたアメリカが、
 イラク戦争前にも、同様な、「反イラクキャンペーンを繰り
広げ」、
 アメリカ国民の方々の公正な考え方を繰(く)るという悪行
をした。
 この様な社会に、
 公正な民主主義が、醸成される訳が無く、
 国民の方々を間違った判断に導いて行く社会だった。
 そして、
 アメリカは、国民世論が○○%になった。
 だから国民の支持が得られたのだとして、世界に対し、蛮行
を行使して行く国に成り下がった。
 安保理も繰るアメリカ。
 世界中に電話を駆け回り、世界中がファッショの様に熱にう
なされ、判断を誤って行く。
 世界を煽った貴方が悪の根源です。
 「フセインは中東のヒトラー」などの例のように、
 感情的なアジ標語まで繰り出し、声高に叫び煽る。
 開戦支持率が63%になったと、国民の多数意見だと。
 キリスト教の神が『戦争の免罪符を与えた』様に、
 作られた国民の多数意見を免罪符にして、
 戦争を始めるアメリカ。
 議会も煽られ、
 「大統領に権限を付与する」という議決をする。
 形だけの民主主義だ。
 そんな民主主義で、戦争が行なわれて行く。
 アメリカの青年の方達が亡くなる。
 また、戦争とまったく関係の無いイラクの方々が亡くなる。
 こんなのは民主主義ではない。
 ベトナム戦争の北爆をヒントに、空爆ばかりする。
 この湾岸戦争で、終戦までに、何と、9万回もの空爆をした。
 一般人には被害が及んで居ませんと、
 アメリカは、コンピューター技術を駆使したという「軍事技
術革命(MRA)」を見せる。
 その映像には、ピンポイントに軍事施設だけが攻撃できるの
だとの、鮮明な印象的な軍事施設の爆破された姿があった。
 一般人・民間人には犠牲が及ばないのだと強調された。
 しかし、見せられた報道陣さえも作られた、意識的に選別さ
れた人々だった。
 一部の大手マスコミに限定した。
 取材にも制限を加えた。
 取材方法も自由にさせなかった。
 徹底した報道管制の下に行なわれた、独裁政権がよくやるや
り方と同様だった。
 報道陣の多くが、トマホーク・ミサイルやスマート爆弾が目
標物に良く当たるシーンに釘づけにされ、目を丸くした。
 そして、「超近代兵器」の神通力に洗脳された。
 そして、世界の人々も、このアメリカが仕組んだシナリオど
おりのシーンを、テレビを通じて頭に焼き付けさせられた。
 世界の人々は、後で分かることだが、完全に本当の真実と違
うイメージになって行った。そうされた。
 しかし、イラクの人々は、この時、卑劣な攻撃に曝(さら)
され、喘(あえ)いでいた。
 真実は、トマホークやスマート爆弾などは、非常に高価なた
め、実際に投下された爆弾の僅か『7%』にしか過ぎなかった。
 93%というほとんどが、見せられたものと違うものだった。
 アメリカが恣意的に編成したマスコミ陣が見たものは、真実
とかけ離れたもの、真実とは違ったものだった。
 世界の人々も洗脳され、真実とかけ離れたものを事実と思う
状況だった。
 アメリカに繰られたマスコミと世界の人々だった。
 93%という数字が示す通り、アメリカが使用した爆弾は、そ
のほとんどのものが、命中率25%という代物だった。
 攻撃されるイラクの方々が悲惨だった。
 攻撃されるイラクの民間人には危害が及びませんという話は
『嘘』・『絵に描いた餅』だった。
 厳しい言い方をすれば、イラクの民間の方々の命を守るため
に、お金を掛けて居られませんという、「アメリカの本音」が
見えた。
 イラクの方々は、命中率の悪い爆弾を、それも8万8000トン
という膨大な爆弾を、頭から浴びせかけられていた。
 自分勝手な論理で攻め込んで、
 この様な非人道的な事をするアメリカ。
 イラクでは、15万人もの方々が亡くなった。
 また、イラクの方々の総人口1700万人の30%の500万人の
方々が家を破壊されたり、仕事を失ったりの戦争被害を受けた。
 実際は、この様に、非人道的で、猛爆撃だったのだ。
 作られた真実に繰られた世界のマスコミだったのだ。
 真実を知らないという世界だった。
 アメリカ主導の多国籍軍の損失は、239人だった。
 ブッシュ(父)大統領が行なった事だった。
 彼は、第二のベトナム戦争にはならなかった。泥沼化になら
なかったと自画自賛した。
 戦後、報道管制が無くなって、
 イラクの民間の方々が、こんなに大勢、亡くなっていた事を
世界は知った。
 そして、投入された米兵70万人のうち、3%の2万人もの方々
に悲惨な「湾岸戦争症候群」が発症した。
 心を病むアメリカの若者達が、可哀想な状況におかれる事と
なった。
 また、メディアの間には、アメリカに好きに繰られていた事
が分かって、「メディアは敗北した」との声に満ちた。
 『真実は伝えられなかったのだ』との敗北感が広がった。
 真実を伝えるという大切な行為ができない、
 卑劣なメディア操作の悪行為だった。(作られた偽真実)