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2014年12月13日土曜日

(その12)アメリカ国債を売りたいと言った橋龍、アメリカに背けない日本、

題:(その12):アメリカ国債を売りたいと言った橋龍、アメリカの株・国際が急落、アメリカがかんかんになって怒る、橋龍はアジア通貨基金をやりたかった、閣議決定の直前にアメリカからの脅し、アメリカは日本の頭越しに中国と会談、中国も反対する、被害の大きい賛成派のタイも中国には背けないと、アメリカは徹底的にやる、橋龍さんの時に日本は完全にダメになった、ブリックス銀行は第二世銀、ブリックス銀行は中国・人民元での融資も、ドル基軸に対抗の野心はある、しかし、その人民元もドルのお蔭で発行できている、中国は今は臥薪嘗胆、日本は人民元と組むことには気をつけよ、東アジアは人民元の海です、円はもう浮上のしようがない、この現実からアメリカに背けない日本、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員)
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
田村氏:「私は、アメリカ国債を売りたい誘惑にかられた事
 がある」と言ったとたんに、
 アメリカの株も、国債も急落したんですよ、
 で、その時、かんかんに怒ったのがルービンですね、
 この人もユダヤ系のウォール街の出身のね、財務長官で、
 それで、アメリカの議員の連中も、ものすごく怒り出して、
 でまあ、その時、東京で言われたのが、「これで、橋龍
(橋本龍太郎)も、もう、おしまいだな」・・と、
 本当に、おしまいになっちゃったんですね、
 要するに、橋龍さんの、その時に、まだ、やろうとした事
が、『アジア通貨基金』ですね、
 で、これもね、大蔵省の出身者に、僕は確認したんですけ
ど、要するに、アジア通貨基金について、橋龍さんが、やろ
うという事で、最後の段階までに、要するに、閣議決定の寸
前まで行ったというんですよ、
 そうしたら、その夜にね、つまり、閣議決定をやる朝の前
の晩ですね、
 ワシントンから電話があって、それで、断念せざるを得な
くなりましたと、
 で、どういうことを言われたの?・・と聞いたら、
 そこは、ちょっと、分かんないんだけど、相当の脅しを受
けたのでしょう、
 もし、そういうことをやればね、お前、どうなっているか
分かっているだろうなという、
 (司会者:死んじゃいましたからね)、
 それで、橋龍さん、とうとう、生きている時に、聞きそび
れてしまったんですけど、
 閣議決定の寸前まで行ったのですよ、確かに、
 その時の大蔵大臣が、三木塚さんか、
 まあ、三木塚さん、どれだけ根性があったのか、僕も分か
んないのだけど、
 橋龍さんも、確かに、色々、アメリカに対して、ものすご
く腹を立てていましたからね、
 だから、本当にやろうと思ったんだろうと、私は思います
けど、
 しかし、それは、無理でしょうね、やっぱり、
 要するにアメリカも、日米同盟というか、日米安全保障条
約、基本的な関係があるという事は前提ですけれどね、   
 でね、その後ね、ルービンがやったものと言ったらね、物
凄いんですよ。
 単に、そうやって、橋龍さんを脅したというだけでないで
すよ。
 あのー、9月に、僕は、その時、香港の日経の支局長をや
っていましたから、香港に居て、それで、『アジア通貨基金、
本当にやるんだろうな』と、『本気か?』と言ったら、
 もう、アメリカの妨害が凄(すご)いのです。
 で、あの時には、榊原英輔氏が財務官かな、
 彼が、だから、結構、橋龍さんの意向を受けて、動いてい
ましたけれどね。
 で、『榊原さん、本当にやるんだろうな』、『いや、ま、
ま、ま、まー』と言ってね、コメントしなかった。
 で、その時にね、アメリカ側の財務省のOBの連中、何人
かを取材したんですけど、もう、かんかんになって、怒って
いるんですよ。
 『日本は、けしからん』と、
 『何を、するつもりだ』と、
 俺にまで怒って、(笑い)
田中氏:今、浜田議員が言われたことは、今は可能になって
 いるという事ですかね。
田村氏:いや、だからね、その時にね、アメリカのルービン
 が、ダメ押しをやったのはね、これは中国なんです。
 で、その時に、朱鎔基(しゅようき)に、そのまま、会い
に行ったんですよ、北京に飛んで、
 IMFの総会が、香港で開かれたんですが、終わる前に、さ
っさと北京へ飛んだんですよ、
 で、朱鎔基と話を付けて、中国も、『日本主導のアジア通
貨基金構想に反対する』という事を明確にやったんです、決
めたんです。
 で、その後にね、タイの大蔵大臣に会った。
 そしたら、真っ青になっててね。
 要するに、タイなんかが、一番、被害を受けていたから、
それで、日本主導でやって欲しかったんです。
 ところが、タイの大蔵大臣が言うにはね、『中国にまでね、
反対されちゃったらね、私どもは、地政学的にも中国に背
(そむ)く訳には行かないのだ』と、『残念ですけど』と、
こういう話でしたよ。
 だからね、まあ要するに、アメリカは徹底するものだ、い
や、いざと思えば、さっさと北京と組んじゃって、
田中氏:だから、今、そういう状態でなくなっているという
 事をね、
田村氏:いやいや、今はね、
 今は、現実論を言えば、やはり、もう、橋龍さんのあの
アジア通貨基金の時に、もう、日本はもう完全にダメになっ
たんですよ。
 あれで、歯向かう人は一人も出て来ない。
田中氏:日本は、そうでしょうからね。
 リーマン・ショック以後ですね、やっぱり、その圧力がね、
 やっぱり、弱くなっているという事ですね。
田村氏:いやいや、中国の話。
 私が取材した範囲で、ブリックス銀行というのはね、要す
るに、インフラ関係の融資という訳ですね。
 で、それは、IMF・世銀の主導で、つまり、アメリカ主導
でですね、こういう風にやられたら、いつも、一々、クレー
ム付けられてね、
 お前のプログラムは何だとかね、色々、やられるもんだか
ら、
 要するに、みんな、嫌がっている訳ですよ。
 じゃ、中国は、4兆ドルの外貨準備があるでしょ。
 だから、要するに、中国は主導で、インドも入れてって訳
ですね。
 そして、ロシアも入るでしょ。
 で、それで、ブリックスの銀行って、
 で、だけど、これは、はっきり言って、第二世銀なんです
よ、第二世銀ですね、ブリックス主導のね。
 ま、渡辺さん、ドル建てだと言ったが、私の聞いてる範囲
では、場合によっては、人民元で融資もしますよと言う、
 で、そういう意味では、確かに、アメリカのドル基軸にね、
対抗しようという面も、これは、野心としてはありますよ。
 但し、おっしゃったように、
 中国の人民元は、誰のお蔭で発行できるのかと、
 これは、ドルのお蔭なんですよ。
 入って来るドルに応じて、人民元を発行しているのは、中
国ですよね。
 だから、4兆ドルの外貨準備は、その結果として生まれて
いる訳です。
 だから、中国としては、それはまあ、今は、臥薪嘗胆(が
しんしょうたん)、
 但し、気を付けなければいけないのは、
 じゃ、日本は、円の国際化をするために、人民元と、中国
と組んでいいかという話ですね。
 これは、私はね、はっきり言ってね、無理だと、
 で、逆に言うとね、
 日本は、もう、食われちゃっています。
 で、さっきの浜田先生の言った様に、貿易決済でね、人民
元建ての貿易決済が、どれだけあるかと調べたらですね、
 もう、日本の2倍近いですよ。
 円建て決済の、貿易の面だけですけどね、
 だからね、もう完全にね、特に東アジアはもう、中国の人
民元の海に、もう、なっている、半分ぐらいね。
 だから、円はね、これ、もう浮上のしようがないんです。
 で、これが現実だとすれば、相手国のアメリカに背いてね、
 中国人民元と組むというのは、これは現実的な選択とは言
 えないのではないかというのが、私の、今のところの見解
 ですけどね、
司会者:というのと、それとね、
 もう一つ、大事な事なんですけれど、
 そういう状況の中で、例えば、今、大蔵省がね、アベノミ
クスの中のね、いわゆる、財政均衡論みたいな形で、増税と
かね、先日の、書いてありましたけどね、(つづく)
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 (参考)がしん‐しょうたん【臥薪嘗胆】 [名](スル)《
  「史記」越王勾践世家にある故事から》復讐(ふくしゅ
  う)を心に誓って辛苦すること。また、目的を遂げるた
  めに苦心し、努力を重ねること。 [補説]中国の春秋時代、
  呉王夫差(ふさ)が父の...
..
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2014年12月11日木曜日

(その11)自動車王のフォードは言った「金融のカラクリは、タブーにしておかなければ、まずい」と、しかし、実態は多くの人に知られて来た、

題:(その11):自動車王のフォードは言った「金融のカラクリは、タブーにしておかなければ、まずい」と、実態は多くの人に知られて来た、FRBも普通の銀行の様な振る舞いで稼ぎ出した、世界銀行もIMFも追随し出した、多くの国々が、アメリカが牛耳ることに危機感を持ち出した、TPPのアメリカのやり方の押し付けに疑問符を付けている、中国・人民元が世界通貨への道へ、通貨戦争の流れもある、アメリカの一極支配が、ドル支配が、どこまで持つかの疑問が、そのため、金備蓄で各国は用意しているが、日本はクエスチョン、アメリカに反抗した橋本竜太郎氏はおしまいに、やりたかったことは『アジア通貨基金』、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員)
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
浜田氏:アメリカのね、自動車王と呼ばれているヘンリー・
 フォードもですね、
 そういうFRBというか、金融のカラクリ、それを一般の
人々が知れば、これは、大変なことだ、
 金融のカラクリというものは、ずーっとタブーにしてお
かなければまずい・・という様なことを言ってた時期も、
あった訳ですね、
 要するに、だんだん、おっしゃっている様にですね、
 そういう実態が、多くの人たちが知るようになって来た、
 だから、FRBからすると、言ってみれば、民間の金融機
関と同じ様に、利益をきちんと上げなくてはいけない、
 そのためには、ドルの力を借りて、途上国に対しても、
様々な厳しい条件を付けて、お金を提供するという事も、
平気でやり、
 それを、世界銀行も、IMFも、追随しているという側面
があるんで、
 さっき、渡辺さんの方から、ブリックス銀行は、中国が
お金を出すけれども、ドル建てですよ・・と、おっしゃっ
たけれども、
 実は、中国も、その他の国々も、ドル支配に対しての、
言ってみれば、『新しい腰掛け』を作ろうとしている、
 そこに対して、多くの途上国の側が、アメリカが、すべ
てを牛耳るというやり方に、
 言ってみれば、危機感を持っている訳です。
 TPPの問題だって、
 何故ね、もう5年もやって、妥結できないかというと、
 アメリカの、そういう金融の仕組みを押し付けるという
側面がある事に対して、
 多くの交渉に参加している国々が、
 やはり、クエスチョン・マークをですね、提示している
という側面もある訳ですね、
 ですから、そういう辺りを、総合的に考えて行くと、
 ドル以外、頼る道がないか・・と、言われれば、決して、
そうではなくて、
 日本が、新しいエネルギー戦略だとか、技術開発によっ
て、多くの国々が、信用できる様な国になって行けば、
 かつて、70年代、大蔵省が中心になって、日本円を、国
際基軸通貨にしようという動きを展開した時期もあるんだ
けれども、潰(つぶ)されてしまった。
 今、それに代わって、中国が、人民元で、同じ事をやろ
うとしている。
 実際、アジアの各国でも、貿易決済は、人民元の比率は、
2割~3割と上がって来ている。
 ヨーロッパでも、同じようなことが起こって、
 南米でも、そうなんですよね、
 だから、中国と日本が、ある意味では連携する事によっ
て、新しい通貨を作る、
 で、ドルに対抗する、
 ドルだって、カナダとメキシコが一体化して、ドルのあ
みを作ろうとか、
 EUだって、新しい動き、
 さっき言ったイスラムも、そういう動きがある、
 だから、通貨戦争という新しい流れが起こっている訳だ
から、
 アメリカの一極支配の、ドルが支配的体制というのは、
 どこまで持つかという事は、我々、もう少しクールに、
 情勢判断した方がいいと思いますね。
宮崎氏:それはね、
 『金の備蓄』を見れば、分かるんですよ、
 いずれ、仮のブレトンウッズというのは、どこかで崩れ
るだろうと、
 一番神経を使って、用意しているのが、ドイツですよね、
 ドイツの金の準備量は、3000トンちょっとあるかな、
 ところがね、これを抜いたんですよ、中国が4000トン、
 ですから、ちゃくちゃくと準備しているんだけど・・、
 日本は、相も変わらず、730トンぐらいしか持ってないし、
 全然、増やしていない・・というところが、問題ですね、
 今、浜田議員がおっしゃったですけど・・、
 中国と日本が組んで、新しい通貨というのは、非常に疑
問符ですけれどね、(笑い)
 要するに、その様に言って、揺さぶるという意味ではね、
結構です。
 ですけど、ロシアだって、こう言っているんですよ、(
 新聞を見せる)、『中国とロシアは組んでやろうぜ」・・
 と、
 しかし、西側と交換することはできないだろうと、初め
 から絶望しているんだけどね、
司会者:そうでしょうね、
 ちょっと、中国の人民元は、今のところは、ドルの保障
 によって通貨同盟と言われているんだけれど、そうやっ
て、やっているから、出したいとは思っているでしょうね、
たしかに、
 まだまだ、という過程なんでしょうね、
 そして、もう一つ、今、大変に重要な、色んなご指摘が
あったと思うんですけど、
 FRBの問題も含めて、もう一回、確認したいのは、
 そこが、実は、日本の大蔵省というのか、財務省ですね、
 これが、もっと完全に、さっきのグラフもそうなんだけ
 れど、
 経済というものが、ある意味で言うと、アメリカの影響
 下というのか、支配下に置かれているという、この現実
 を見ておかなければいけないという事ですね。
田村氏:もう、日本の場合はね、
 一時期と言うのか、時折、
 まあ、アメリカに反抗してみようかという政治家も出て
 来るんですよ、
 で、一番、いい例が、橋本龍太郎さんでしょうね、
 97年のアジア通貨危機のあった年ですが、あの時に、夏に、
 何か、アメリカ、ニューヨークか、ワシントンでしゃべ
 った時に、
 「私は、アメリカ国債を売りたい誘惑にかられた事があ
 る」と言ったとたんに、
 アメリカの株も、国債も急落したんですよ、
 で、そん時、かんかんに怒ったのがルービンですね、
 この人もユダヤ系のウォール街出身のね、財務長官、
 それで、アメリカの議員の連中も、ものすごく怒り出して、
 でまあ、東京で言われたのが、「ああ、橋龍も、これで
おしまいだな」・・と、
 本当に、おしまいになっちゃったんですね、
 要するに、橋龍さんの時にやろうとした事が、『アジア
通貨基金』ですね、
..
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2014年12月10日水曜日

(その10):FRBの正体?中央銀行なのか?民間銀行なのか?中央銀行と思われているが?

 題:(その10):FRBの正体?中央銀行なのか?民間銀行なのか?中央銀行と思われているが?我々は洗脳されている、日本銀行も民間銀行、しかし政府が55パーセントの支配権を持っている、がアメリカは?アメリカだけではない世界が、日本の予算編成権は財務省にあり、国の主権者に選ばれた国会議員ですら介入できない、金融は大蔵省が排他的に一手に、そしてアメリカと一体に、金融なんて特殊じゃない、アメリカは民間人がお金を発給している、日本のようにアメリカ大統領はFRB議長の首を据替られない、誰も選べないピックアップできない、メンバーのほとんどが民間の大手投資銀行、民間のゴールドマン・サックスがメインで政策決定の委員に、ゴールドマン・サックスが差配するアメリカという図、そしてドルを発給している、政府はここへ利子を払っている、だからアメリカが財政赤字から抜けられない、リンカーンの倒された訳が?
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You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
 出席者:
 田中英道氏(東北大学名誉教授)
 馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
 田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
 宮崎正弘氏(作家/評論家)
 浜田和幸氏(参議院議員)
 片桐勇治氏(政治アナリスト)
 渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
馬淵氏:それはね、渡辺さんのね、分析のとおりなんです
 けどね・・、
 それで、問題は、FRBの正体ですよね、これは、おっし
ゃらなかったけれど、ご存じだと思いますけれど、
 中央銀行と称しているんですけれど、アメリカじゃー、
中央銀行という事になっていますが、
 日本の報道を聞いても、『アメリカの中央銀行であるFR
B』としか言わないんですが、
 『FRBは、民間銀行である』ということを、一言も言わ
ない訳です、
 つまり、我々、誤解しているんですが、誤解しているっ
ていうのか、洗脳されているんですが、
 中央銀行というと、『公的な銀行だ』と思われるんです
が、まったく嘘なんです。
 それは、『民間銀行』なんです。
 「日本銀行を含めて」・・、
 だから、日本銀行の場合は、55パーセントは、政府がコ
ントロールしているから、
 (日本銀行の)総裁の首を据替(すえかえ)られる訳で
す、阿部さんが、
 世界のメジャーの中央銀行は、誰もそんなことは出来な
いですよ、民間人だから、
 で、だから、ここが、田村さんが、最初におっしゃった、
我が大蔵省の、財務省の、『日本支配の鍵』がそこにあっ
て、
 予算は、主計局が、全権を持っている訳ですね、  
 政治家ですら、アンタッチャブルというか、介入出来な
いですよね、
 大蔵省出身の国会議員の重要な役目の一つは、主計局の
予算編成権に、手を触れさせないということですよね、
 前の民主党の藤井さんだって、『予算編成権は外務省に
あるんだ』と言ってね、
 民主党の党として予算編成権を、議会なり、内閣なりに
持って来る事に反対したのは、
 大蔵OBの議員ですよ、国会議員、
 金融は、アメリカと一体というのか、そのー、大蔵省は
ニューヨーク総領事館に人間を派遣していますけれども、
 その人たちは、ウォール・ストリートに、彼らだけのオ
フィスを持っているのですね、
 これは、はっきり言えば非公式のオフィスなんです。
 確か、日銀の部屋に間借りしていたと思いますが、
 私もニューヨーク総領事館におりましたけれども、
 しかし、それは、戦後、ずーっと、日本の政府のタブー
になっている訳ですよ、
 だから、大蔵省は、絶対に、金融には、誰一人、金融に
は手を付けさせない、
 つまり、自分たちと、自分たちの御用学者以外は、金融
のことには、一切、触れさせないということですよね、
 ま、大蔵省には、厳しい言い方をしましたけれども・・、
 私が、そばで見てて、そーです。
 それは、いつも、大蔵省と外務省で、外務省がIMFの総
会なりに、外務省の人間も入れてくれと言っても、絶対に
入れなかったです、彼ら、
 ま、こんな話して良いかどうか分かりませんけれど、
 外務省と大蔵省の間で、人事交流をやって、
 IMFの担当課長は、大蔵省から来てたのにもかかわらず、
その担当課長ですら、参加させないですよ、IMFの総会には、
 なんで、こんな、秘密主義と言うのか、貫かなければな
らないのかと、
 で、一般には、金融とは、特殊分野であると言われてい
るんですけれど、全然、特殊分野でも何でもない、
 今のFRBが、特殊と言えば特殊です、
 だって、民間人がお金を発給しているんですからね、
 こういう事が、今、もう、ばれる様になって来ています
よね、
 日本でも、ようやく、そういう事を言う人が現れて来た、
渡辺氏:ただ、それはですね、FRBとFESを勘違いしてい
 るんだと思いますね、
馬淵氏:そういう議論をするんですよ、
 FRSは、政府の支配が行くっていう事になっているけれ
どね、
 とんでもない事ですよ、
 いや、誰も、アメリカの大統領は自由に、FRBの議長を
ね、ボードの議長を任命できない訳ですよ、
 形式的には大統領が、議会に諮(はか)る事になってい
 ますがね、
渡辺氏:議会承認している、
馬淵氏:ん、承認になっているけれど、誰もできない、実
 際、誰もピックアップできない、
 そういう渡辺さんの議論は、する人が居ますけれども、
 日銀関係者も、そういう議論をするんですけれどね、
 彼らが、恐れているのは、自分たちが、プライベートな
銀行であるという事が、バレルことなんです。
 これは、ずーっとタブーになって来た事なんですね、
渡辺氏:これは、歴史的に言うと、
 あのー、中央銀行というのは、基本的に、
 ナショナルバンクと付いているのは、もともと、中央銀
行なんですけれども、
 これは、イギリスの銀行制度で、保有する金に合わせて、
通貨を発行する、
 これを、全部、国立銀行、日本では国立銀行と言ってい
ましたけれども、
 たくさんの国立銀行が、様々な紙幣を発行する、
 これが、イギリスの銀行制度の始まりなんです。
 この仕組みがあって、アメリカには12の連邦銀行があっ
たんですが、
 金融恐慌の後、これですとコントロールができない、
 金本位制離脱前にFRSという、いわゆる政府が任命する
制度、
 いわゆる、金融を決めたりする決定機関を、これは別だ
てで作っています、
 FRBとFRSは、まったく別なもので、
 ただ、問題は、馬淵先生のおっしゃるのは、FRSの職員、
いわゆるメンバーですね、FOMCのメンバーが、ほとんど
が大手投資銀行から選ばれている、これは事実なんです、
 大手投資銀行から選ばれた人たちが、金融政策を決めて
いますよ、・・というのと、
 この資本関係については、直接的にはつながりがないん
です、
 ただし、大手、選ぶ過程において、FOMCのメンバーを
選ぶ過程において、政府は口を出しますけれども、実質的
に、実務者である民間銀行から、特に、ゴールドマンです、
 ゴールドマンから多くの政策委員が派遣されている、
 それが、いわゆる、日本でいう大臣とか、黒田さんの様
な、完全な民間人が黒田さんの役割をやっているというの
が問題であるとは思うけれども、
 そのFRBとFRSというのは、一応、分離されていて、政
策、仕組みとしてはですよ、
 あくまでも、実態は別ですけれども、仕組みとしては分
 離している形にはなっています、
馬淵氏:そこがね、
 そういう意味では、カラクリであってね、
 実際は、FRSも、FRB・ボードの方も、バンクと言われ
るFRBも、やっぱり、三位一体のものなんですね、
 そうして運営されている、
 だから、一番、力を持っている人は、連邦準備銀行の株
主です、
 それは、どういう人かと言えば、今まで、いろんなとこ
ろで、議論されていた通り、7人の銀行家であったり、
 ゴールドマンサックスもそうですし、
 チェスマンもそうですよね、
 そういう人たちが、中央銀行の株主なんですね、
 100パーセント民間銀行なんですね、
 だから、これが、ドルを、要するに、発給していると、
 実際、刷っているのは財務省ですけれども、
 財務省はドルを刷るには、FRBのOKを得なければいけ
ない、
 しかも、利子を払う訳です、
 だから、これはね、アメリカ人は、普通の人は知らない
ですよね、
 自分たちのドルというのは、利子を払って供給されてい
ると、
 で、こういう問題は、もう、 そもそも論になりますけれ
ど、
 政府ないし、公的機関が、中央銀行であれば、問題は一
挙に解決する訳ですね、
 それを、そうでないシステムにしているから、アメリカ
は、いつまでたっても財政赤字から抜けられない事にもな
るんですね、
 これはね、私のね、あのー、勝手なあれではなくて、リ
ンカーンが、いわゆる、政府財務證券を発行した時に、一
番最初にかみついたのは、誰か?というと・・、ロンドン
だったんですね、
 ロンドンのタイムスが、「これは、けしからんことだ」
と、「こういうことをやると、アメリカは繁栄する」と、
 で、「イギリスは潰(つぶ)される」とという様な、
 そういう社説を書いてね、
 『リンカーンは倒すべきだ』という事を言って、
 実際、リンカーンは暗殺された訳ですよね、
浜田氏:アメリカのね、自動車王と呼ばれているヘンリー・
 フォードもですね、(つづく)
..
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2014年12月9日火曜日

(その9)『情報コントロールの仕組みを変えよう』という動き、世界の株を牛耳っているのはせいぜい800人ぐらいの人たち

 題:(その9):『情報コントロールの仕組みを変えよう』という動き、世界の株を牛耳っているのはせいぜい800人ぐらいの人たち、欧米主導型の金融メカニズム、新しい金融システム構築の動き、アメリカは凋落しているか?、アメリカ・ドル基軸の体制は堅固、世界の金融情報は、すべてFRBによって握られている、金融制裁はアメリカ大統領のサイン一つで、日本は資源や穀物すべてがドル建てで逆らえない、TPPは条件闘争中、ドル本位体制の基軸がないと回らない体制、原発再稼働がないから石油メジャーは大喜び、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:1/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=cgmmWJOf9B4
 出席者:
 田中英道氏(東北大学名誉教授)
 馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
 田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
 宮崎正弘氏(作家/評論家)
 浜田和幸氏(参議院議員)
 片桐勇治氏(政治アナリスト)
 渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
浜田氏:そういう、一種の『情報コントロール』のね、仕
 組みを、変えようという動きもね、出ては来ているわけ
 ですね、
 世界の1700万社、
 株式上場をする会社の株の大半を持っているのは、せい
ぜい800人ぐらいの機関投資家であったり、
 大富豪、それはユダヤ商人であったり、
 いろいろするんだけれど、
 極めて少数の投資家が、大きな影響力を行使できる環境
にあるわけであって、
 それに、世界銀行や、IMFや、国際金融機関も、
 言ってみれば、ゲームに加わって、応援団の役割を果たし
ているっていう問題がある訳で、
 ですから、そういう欧米主導型の金融のメカニズムに対し
て、ブリックスを中心にして、 全く違う金融システムをこ
れから構築すべきだ、
 それは、この間、ブラジルで開かれたブリックス(BRIC
s)の首脳会議で、
 中国が、最大の出資金を出して、ブリックス版の世界金融
機関を上海に作りましょうと、
 そういう動きに対して、今度は、言ってみれば、イスラ
ムの世界が、資源の資金をバックにして対抗するような、
自分たちの自前の金融機関を作りましょうと、
 要するに、ドルに対する、あるいは、西洋型の金融資本主
義に対するアンチテーゼ(最初の命題と反対の命題)の動き
を、今、どんどんと繰り返している訳ですね、
 じゃ、日本が、アメリカと一体化して、アメリカの出先
機関のような形で、それに乗り込まれて、一緒になってや
って行っていいのかどうかということを、我々は真剣に考
えるべきだと思うんですね、
 ですから、ロシアは、ロシアの動きを独自にしているし、
 そのロシアと中国が結託をする、そういう動きもある、
 で、イスラムの人口は、20億人を突破していますから、
 そして、彼らは160ヶ国に拠点を持っている、
 イスラムの数は、大変大きなものがあって、それをどう味
方につけるか?
 そういう観点でみると、
 アメリカの凋落、アメリカの国内の問題、
 今、極めて深刻化している訳ですね。
 ですから、オバマ大統領が、今、戦後最悪の大統領とい
う様な評価になるような状況になっている、
 アメリカと一蓮托生で、集団的自衛権だとか、金融市場
を一本化するというやり方でいいのかどうか?
 という事を、我々、きちんと現実を踏まえて対応しない
と、手遅れになる可能性があると思いますね、
渡辺氏:浜田先生の言われるブリックス銀行に関して、全
 部、ドル建てですのでね、出資金が、
 あくまでも、これは、ドル基軸から外れていない体制なん
ですよね、
 イスラムの資金に関して言えば、
 イスラムの資金は、ほとんどが、アメリカ・ドルに換えら
れて、ウォール・ストリートに入っている状態で、
 ドルを失うと一番困るのはイスラムという構造体がある訳
です。
 イスラムの場合は、支配階層と一般の富との間で、かなり
乖離(かいり)がありますから、
 完全なクーデターが起きない限り、イスラムのお金という
のは、ほとんどがドル建てですので、
 ドル支配体制が失われると、困ってしまう構造にあるので、
 ブリックス銀行は、作られるでしょうけれども、
 実質、金融関係者の話を聞く限り、機能しないだろうと言
われています。
 で、今、話をしている基本になるのが、このブレトンウッ
ズ体制という戦後の体制になるんだと思います、
 第二次世界大戦の時に作られた体制ですね。
 (文面を示す、書かれている事は、「ブレトンウッズ:
米ドルを中心とした擬似的ドル本位、第二次世界大戦末期、
IMF:ドルを貸し出す期間、米国単独拒否権」と書かれてい
る)。
 アメリカが、金(きん)をたくさん持っていた、最も多
く持っていたために、
 アメリカの金、アメリカのドルは金と両替できる、
 これを基軸とした、変動相場制、擬似的ドル本位制とい
うものが作られた、
 これが、今の金融支配の根底にあるものだと思うんです、
アメリカの支配ですね、
 で、IMFという機関もありますが、
 ここは、外貨がショートした国に対して、あくまでもドル
を貸し出す機関であって、
 ここも、ドル基軸から外れていないのです。
 で、アメリカが16.4パーセントを持ってまして、
 単独で融資を断れる権利を持っています、IMF。
 世界銀行も、同様な形態で、アメリカのドル基軸を支える
ものになるんだと思います、
 で、(日本の)財務省が、アメリカと非常に仲がいいと
いうのは、このブレトンウッズ体制に始まって、アメリカ
がやる金融支配、いわゆる、金融制裁という仕組みがあり
ますけれども、
 これは、OECDの下にあるFATFというところにあるんで
す。
 これが、FIUという、いわゆる金融コントロール・ユニッ
トを、世界中に作っているんです。
 世界のほとんどの国にFIUを作らせている、
 これをコントロールしているのは、実は、FRBなんです。
 ですから、世界の金融情報は、すべてFRBによって握ら
れており、
 ここが、ロシアに対する金融制裁を行っている、
 で、アメリカは、IEEPA法という法律によって、気に入
らない人間は、いつでも、金融制裁を掛けれちゃう訳です
ね、
 アメリカの安全保障上に、大きな罪悪を害した国や企業
や団体に対して、大統領がサインするだけで、議会の承認
はいりません、
 で、金融制裁を掛けることができる、
 これを、やられてしまうと、ロシアの場合は、幸か不幸
か、資源輸出国で、35パーセントをヨーロッパに対して、
石油・天然ガスを輸出しています、
 国によっては、100パーセントという国があって、冬なん
か、全員、死んでしまうわけですね、
 石油・天然ガスが止まったらですね、
 そんな状況ですから、ロシアは強気のビジネスができる
んですが、
 これを日本に置き換えた場合、資源輸入国、石油はドル
建てで取引されている、
 他の資源も、穀物も、ドル建てです、
 日本に入って来ている小麦などは、ほとんどが西側諸国・
英米圏からの、特に、アメリカからの輸入量が多いです。
 この状況で逆らえるかというと、正直なところ逆らえない
 というのが、今の置かれている日本の現状だと・・、
司会者:すごい、大事な指摘でね、
 いわゆる、今、TPPとかね、11月決着とかね、9月か、首
席同士が会ってとかね、やっているけど、
 相当、今、伸びているのは、抵抗しているというね、なか
なか、条件闘争をやっているみたいな形になっているけど、
 今の基本は、すごく大事なことですよね、
 あのー、ある意味で、支配されているという意味ですよね、
渡辺氏:金融支配というか、
 ドル本位体制というか、
 基軸がないと、西側諸国は、回らない体制に追い込まれて
いる、
 特に、日本の場合は、食糧自給率・エネルギー自給率が低
いので、これに代わる国があればいいんですけれども、
 無い限り、止められた瞬間に、日本人が飢え死んだり、
工場がすべて止まる事になるでしょうね。
司会者:今、原発、再稼働させない様にやっているから、
 それはもう、石油メジャーにしろ、なんにしろ、大喜び
だよね、これはね、
馬淵氏:それはね、渡辺さんのね、分析のとおりなんですけ
 どね・・、(つづく)
..
 (詳しくは、以下のブログへ)
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2014年12月7日日曜日

(その8)日本の省庁はびっくりするくらい親米です、日本に株価の形成自主権はない、

 題:(その8)日本の省庁はびっくりするくらい親米です、日本に株価の形成自主権はない、アメリカのウォール街のヘッジファンドなどがコンピューターで決めている、日本がポジションをとれるところは何もない、日本のメディア報道はその核心を報道しない、もっともらしい解説が吹き渡っている、情報コントロールは?
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:1/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=cgmmWJOf9B4
 出席者:
 田中英道氏(東北大学名誉教授)
 馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
 田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員兼論説委員)
 宮崎正弘氏(作家/評論家)
 浜田和幸氏(参議院議員)
 片桐勇治氏(政治アナリスト)
 渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
司会者:はい、2時間目になりました。
 まあ、1時間目は、それぞれ、皆さんの見方を、お話し
戴いたんですけれども・・、
 馬淵さんがご指摘になった、経済の問題ですね、
 例えば、日本の経済、大蔵省とか、財務省・・、
 一体、どこが、本当の力を持っているか?
 ここが、予算編成やったり、一番中心になっている訳で
すけれども・・、
 ちょっとその辺から・・、
 休み時間に、色んな話をしていたんですけれども、極端
な話を聞いて、びっくりしたんですけれども・・、
 「外務省より親米ですよ」とか、また、別の方が、「親
米どころじゃないですよ」とか、「もろ、そのままですよ」
とかね、
 「東京支局みたいなもんだ」とかね・・と、あったんで、
 この辺の、われわれの国の経済を、そのものの本質を、
ちょっとやれたらいいなと思いますので、
宮崎氏:先にいいですか? 
 株というのは、非常に大事なんですよ、
 高尚な方は、株投資しないので、分からないと思うんで
すけどね、
 日本の、前の株価は、誰が決めていたのかといえば、
 日本人の是川銀蔵とかね、ちゃんとした投資家が居て、
それが、株価形成の主導的役割を果(は)たして、
 是川さんの後、野村證券がね、巨大なネットワークの元
にやっていたんですよね、
 今、日本の株価は、誰が決めているんですか?
 これはね、ウォール・ストリートだよね、
 基本的に、ここがおかしいという事からね、始めないと
ね、
 経済のおかしさを、例えば、理論的に言えば・・、
 通貨は、「金本位体制」が一番いいのですね、
 為替は、「固定相場制」が一番いい、
 これを、みんな、グローバリズムが破壊しちゃっている
んです。
 で、そこで、日本が、ポジションとれるところが、何も
ないんですよ、で、そういうところから・・どうぞ・・。
司会者:それは、非常に大事なところですね、
 新聞だとウォール・ストリートと言わないで、外国人投
資家という言い方になっているんですよね、(機関投資家
の声)
田村氏:私は、グラフで、データーを集めては、よく記事
 も書くんですけれど、
 日本の株式市場の売買を、この7割ぐらいは、外国人投
資家だと、
 外国人と言っているけれど、外国人の要(かなめ)にな
っているのが、ウォール街ですね、
 ウォール街に何があるかというと、コンピューターがあ
るわけです。要するに、自動売買プログラムがある。
 これは、スピードが命ですからね、0.01秒でも早い方が
いいわけです。
 だから、自動売買プログラムで動かすんです。
 で、そこには、最大のファクターは何かと言うと、円・
ドル相場と、もう一つが、アメリカの株式相場ですね、
 この上下の変動率を合計してみるんです。
 例えば、円・ドルの前日比を、
 例えば、1週間前でもいいんですが・・、
 この様に、時点を限って、変動率を、円・ドル相場と、
アメリカの株式相場の変動率ですね・・、
 これを、足し合わせてみて、足し合わせたのを一つのグ
ラフにしてみて、実際の日経平均株価と比べてみるんです
ね、
 で、これをやると、見事に重なって行きます。(なるほ
どねの声)、
 だから、誰が動かすのか?・・と、言えば、
 ウォール街のコンピューター、じゃー、そのコンピュー
ターの自動売買のプログラムを動かしているのが、ウォー
ル街のヘッジファンドであったり、投資ファンドであった
り、投資銀行であったり、という訳ですね、
 だから、いわば、非常に簡単に、日本の株は決められち
ゃうっていう事です。
 だから、そこで言える結論は、「いやー、アベノミクス
がどうだとか」とか、だから、株が上がるとか、下がると
か、だから日本主導で日本の株が動いているって考えるの
が、大間違いなんですね。(司会者:それは、すごく大事
な指摘でね)、だから、日本の自主権はないんですよ。
宮崎氏:関税自主権は、回復したですけれどね、株価形成
 自主権が無くなったをいう訳・・、
馬淵氏:だから、メディアの報道もそうですね、
 「市場がこう反応しました。だから今日、何円、上がり
ました」とかね、株価が・・、
 だけど、それは、今、田村さんが、中身を暴露。暴露と
いうか、本当のことをおっしゃいましたけれど、
 しかし、日本のメディアの報道は、「市場」
とかしか言わないのですよね、何か、知らないけどね、
 市場という正しい人がね、何かしていると、一喜一憂し
ているしているんですが・・、
田村氏:日経新聞なんかは、そう言いたいんですよね、日
 本に自主権があると・・、
 つまり、今度も、日本のトヨタはじめですね、企業の業
績が良いと、収益が良いから、だから、日本の株が上がる
よと、上がって当然だ・・という風に、書くんですけど、
 まあ、もし仮に、そういうことがあっても、おそらく、
一日か二日で消滅しちゃう話なんですよね、
馬淵氏:そういうことですよね、ですから、為替も同じで
 すよ、
 解説を聞いていても、馬鹿らしい解説ばかりですね、
 「ウクライナ情勢に嫌気をさした」とかね、
 そういう、関係ないことを言って、そういう経済報道そ
のものがね、非常に、こう言っちゃ悪いんですけど、劣化
しているという、考えないというか・・
浜田氏:そういう、一種の『情報コントロール』のね、仕
 組みを、変えようという動きもね・・(つづく)
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 (参考)金本位制(きんほんいせい、英語: gold stand
ard)とは、一国の貨幣価値(交換価値)を金に裏付けら
れた形で金額で表すものであり、商品の価格も金の価値を
標準として表示される。この場合、その国の通貨は一定量
の金の重さで表すことができ、これを法定金平価という 。
 (参考)固定相場制(こていそうばせい)とは、各国政
府間で、為替レートを固定・維持する制度。1944年に国際
復興開発銀行(IBRD)と国際通貨基金(IMF)が設立され、
自由貿易や資本移動の促進を目的に金1オンス=35ドルと定
め、常にドルと金は交換可能とされた(ブレトン・ウッズ
体制)。ここにドルを国際通貨(基軸)とするIMF体制が
確立された。しかしドルの大量流失に伴い、1973年に先進
各国は変動相場制へと移行した(ニクソンショック)。
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 (詳しくは、以下のブログへ)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009