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2013年1月12日土曜日

揺れる世界の中で、EUは?..TPPは?...そして、日本は?...だから、EPA..なのだ。

題.:..揺れる世界の中で、EUは?..TPPは?...そして、日本は?...だから、EPA..なのだ。
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 英国政府が、欧州連合(EU)からの脱退要求を強める国民世論
と、脱退反対の立場の経済界および米国の板挟みになって苦し
んでいるとのこと。
 脱退要求派の言い分は、「ユーロ危機に対する統合への悲観
論」、および、「統合という形は英国という国家の主権がなく
なる」という論理。
 脱退要求派が、国民の半数を突破したという。
 キャメロン首相は、「EU脱退は国益にならない」と訴えて
いるが、しかし、首相は、司法や労働政策などの分野でEUに
譲渡した行政権限を取り戻した上で、英国とEUとの新たな関
係について「国民に選択肢を示す」と言った。
 これは、2015年に国民投票をすると受け取られている。
 米国は、この様な、公然としてのEU脱退の可能性を示した
英国をけん制している。
 また、国民投票実施もけん制している。
 EUと米国は今年、包括的連携協定の交渉に入る見通し。
 (世界の国内総生産・GDPの5割を占める巨大な自由貿易圏
になる)。
 米国は、米国と同じ様な自由主義的な考えを持つ英国をEU
内にとどめておきたい考え。
 米国は、EUと距離を置く英国の姿勢を改めるようにと英国
首相に求めた(圧力をかけた)。
 一方、英国世論形成に圧倒的影響力をもつ英国の新聞メディ
アは、一斉に反EU・脱退要求の風潮を煽り、続けている。
 英国首相は、世論制御という難題にも直面している。
           (参考:読売新聞2013・1・11)
 日本も、EUと同等の経済規模。
 日本も、米国との二国間の包括的連携協定へ進むべきだ。
 また、米国は、経済規模が大きくなった韓国と二国間のEPA
を、既に、締結している。
 何故、日本だけがTPPなのだ。
 TPPの諸国の中で、実質的に、経済規模的に、日本と米国が
ほとんどで、大きいのに、11カ国のTPPだから「総てをまな
板に乗せる」という論理がある。
 EPAをタブーの様に隠し、「総てをまな板に乗せなければ話
が始まらない」との論理で「目くらまし的な話」が進められる。
 日本の農業は、大きく市場を開いているのだ。
 食糧自給率は、世界最悪になっている日本なのだ。
 食糧安保が最悪の日本なのだ。
 いざという時に、自国民が食べないで「日本の子供たちに食
べるものを分けて戴けますか?」
 「食べる物を売って戴けますか?」。
 今は、食べるものが、幸い豊かで、豊富の様に、ある様に、
見える日本ですが、皆さまは幸せそうに見えますが・・・。
 先日のNHKの「将来の食糧事情について」の討論・シンポ
ジウムの放送をご覧になりましたか?。
 今は、本当に良い、しかし、将来を読み誤らないで・・・。
 TPPは止めて、米国と日本のEPAで、じっくり二国間で
話しあい、そして、研究して行くべきです。
 EUが進める様に、すでに、韓国が行なったと同様に。
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 題:揺れる世界の中で、EUは?TPPは? そして、日本は?
だから、EPAなのだ。
(記述後に・・:自主的な生存権の選択を脅かすグローバルシ
ステム論理・弱肉強食論理・・果たして緊急のぎりぎり状態で、
弱者に『非常時の食供給があるのか?』..
 食のジャンルが弱い日本、更に弱くなって良いのか?..
 食糧備蓄を大量にする必要があるのでは? 国および各家庭
で。
 安全確保の思想を、グローバルの論理で奪うという論理は
正当なのか?正義なのか?
..米国に、日本の自動車に対する保護論があるという。
 だから、米国と二国間で、じっくりと話し合い・研究するのが、
特に、大切で、EPAがよいのだ。
 米国が欧州で進めようとしていることと同じことをだ。
(参考)EPA:経済連携協定(英: Economic Partnership Agreement:EPA)は、自由貿易協定(FTA)を柱として、関税撤廃などの通商上の障壁の除去だけでなく、締約国間での経済取引の円滑化、経済制度の調和、および、サービス・投資・電子商取引などのさまざまな経済領域での連携強化・協力の促進などをも含めた条約である。

2013年1月7日月曜日

第二の笹子事故を未然に防止したい

題:第二の笹子事故を未然に防止したい


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 レインボーブリッジが限界に来ているというニュース、しかし、

赤ペンキでメンテナンスの限界を知る様にしている。

 この様にメンテナンス計画に意を配った社会資本は安心して見て

いられる。

 しかし、あまりにもひどい事例を見た。

 首都高速羽田線と思われる高速道路の橋脚(海中から橋脚が出て

いる箇所)、その劣化状態をニュースで見た。

 爆裂している状態なのである。

 酷い。

 あまりにも酷い。

 放置状態なのである。

 もうここまで放置していたら犯罪である。

 橋脚に掛かるコンクリート桁の鉄筋の主筋が露出しているのであ

る。

 そして、爆裂し、

 さらに、クラック巾が幅広くなり落下(剥落)

し、

 さらに、主筋が露出するくらいまでに進み、

 さらに、その主筋も腐食し、

 さらに、その主筋の腐食が進んで、その主筋の断面の欠損が100

パーセントの状態に至り、

 つまり、主筋が破断している状態なのである。

 つまり、主筋の効力が無くなっている状態なのである。

 つまり、設計耐力が無い状態なのである。

 つまり、設計状態ではない状況に達しているから、供用してはい

けないのに、「その高速道路の上を何も知らない方たちが、バンバ

ン走っている状態」を見た、放送していた。

 故に、「犯罪的状態になっている」と言わせて戴いたのです。

 あまりにも酷いのです。

 ここに来るまでの長い時間、何をしてきたのか。

 対策した痕(あと)・痕跡は認められない。

 放置の状態だったと感じられ、それは明らかと感じられるのです。

 ここまで行ったら「おしまい」なのです。

 過激に申し上げていますがそれほど酷いのです。

 緊急補修・補強工事をすべき状態なのです。

 笹子の事故があったため報道機関は、この様なニュースを放送し

ましたが、日本の社会資本がこの様な状態なのです。

 土俵際ではないのです。

 鉄筋の主筋が破断していると言うのは、

 「土俵を割っている状態」なのです。

 「待ったなしの状態」となっています。

 羽田線以外にも海中から橋脚を建てているところが沢山あると思

いますが、この建設は必要だったのです。

 だが、海水の影響で劣化が激しいのは建設当初から予測されたで

しょう。

 故に、建設は必要だったのですが、その劣化の影響の「予測され

た事項」に対しての対応が0点、無策だったのです。

 この様な、建設計画時に既に分かっている事項を無対策で来たの

は酷過ぎるのです。

 鉄筋主筋の破断は、必要耐力が無いということ、それ自体も自覚

していません。

 使用に供したら、供用したら駄目という基準すら無視している。

 笹子も尊い人命と引き換えにその警告を知りました。

 笹子の事故は、特定の問題であるということではなく、日本中の

緊急課題という事なのです。

 日本全体の共通の問題であるとの警鐘だったのです。

 それも、橋脚の桁主筋の断裂は限界状態、

 それを管理する人も限界を知らないという最低のレベルにあると

感じます。

 または、大事な人命を軽視しているのか、

 無視しているのか、

 無知の状態なのか、

 知っていても問題としないで黙っているという犯罪者的態度なの

か。

 過激な言い方となっていますが、お許しください。

 その様な緊急状態・最悪なのです。

 鉄筋主筋が断裂して(切れて)、今日にも桁が落下し、笹子と同

じ様な人命の損失になる可能性があるのです。

 第2の笹子事故は起き得ると感じます。

 メンテナンス、及び、耐力増強工事に大きな予算配分をして、そ

して、緊急に工事を起こして下さい。

 ゼネコンは全てを壊し、新しく建設することを業としている企業。

 故に、この様な社会資本のメンテナンス工事と補強工事、そして、

再生工事をする専門大手を育てよ。

 若い人材を配分せよ。

 ゼネコンを別にする意味は大きい。

 ゼネコンと競争させよ。

 その技術の背景は日本に十分ある。

 それが世界への技術輸出へも通じるまで官が導き育てよ。

 当初に記した「レインボーブリッジ」はメンテナンス時期を知ら

せる将来予測の処置を施したということ。

 この様にすべてを『高度な技術管理する世界』にせよ。

 劣化の進み方を減じる方法も色々ある。

 海上の施設ならそれを施せば、その投入金額より何倍もの経費節

減が図られたであろう。

 税金の効率的使用も出来たであろう。

 また、アルカリ付与塗料もある。

 技術は日本に十分あるのである。

 それを専門にする業態を育てよ。

 破壊と建設を主たる業とする業態では駄目。

 渋谷のこどもの城は28年の使用で壊す方向へ進んでいる。

 勿体ない話である。