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2014年11月18日火曜日

悲しいかな・・、目的性を、持たされていた・・、

 題:悲しいかな・・、目的性を、持たされていた・・、
...(悲惨な戦争を無くせないのでしょうか)
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 日本が、満州国を作り・・、
 『五族協和』の国民国家という形をとった。
 満州国を・・日本が作ったと言ったって・・、
 そこに住む人たちを押しのけて、作ったというわけでは
ない。
 たまに・・遊牧民が通る様な・・、
 未開の地であった。
 欧米列強の様な、多くの人たちが住み・・生活し、
 文化をはぐくんでいる様な地に・・乗り込み・・
 収奪するようなシステムを・・武力で作ったのとは違う。
 日本は、作ったが、また、その土地に関係するだろう『
五つの部族の協和』という理念を立てた。
 そこに関係している・・漢民族・モンゴル人・白系ロシ
ア人(1917年の十月革命後、ソビエト政権に反対して国外
に亡命したロシア人)・朝鮮人の人たちだった。
 そして、その方たちに対して、当時の欧米列強の様に、
絶えず武力攻撃を行なうという様な事は・・、まったく
なかった、しなかった。
 しかし、欧米列強の行ったことは・・、
 例えば、南ベトナム。
 その国は、悲しいことに、武力によって形を保っていた。
 百数十万の軍隊を養(やしな)うという・・、
 まったく歪(いびつ)な・・超重量級の国家だった。
 アメリカが、巨億の金を投じ・・、
 膨大な兵器で・・守ることによって・・作られていた。
 豊かな田園の広がる・・国家だった。
 餌(えさ)を付けなくても・・魚が釣れた。
 しかし、国家を保つためには必要だと・・、
 村々は焼かれた。
 田んぼや・・田畑も焼かれた・・、
 森林には・・枯葉剤が撒(ま)かれた・・、
 これによって、可哀想に、奇形の子供たちが生まれた。
 敵が潜(ひそ)むところを無くすのだと・・。
 仕方なく・・、村人は・・サイゴンに・・流入した。
 その村人には・・、
 この国家を・・死を賭してまでもして・・守りたい・・
という気持ちは・・当然のごとく・・無かった。
 アメリカは・・金の力で・・形を・・維持した。
 金の力で・・、また・・、その方たちと同じ民族を・・
近代兵器で・・殺戮した。
 その国家・・南ベトナム政府は・・
 南ベトナム国家は・・、
 国家の機能として・・
 アメリカから・・
 その同じ民族を・・
 武力によって・・絶えず・・武力で攻撃して・・
 殺戮するという・・その行為を・・
 行なうという目的性を・・持たされていた。
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1942年8月25日に・・、

 題:1942年8月25日に・・、
...(悲惨な戦争をなくせないのでしょうか)
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1942年8月25日、日本軍増援部隊は、ガダルカナル島から
 の航空攻撃で、駆逐艦「睦月」、輸送船「金陵丸」が撃
 沈され、ガダルカナル島行きを断念した。
 日本軍の輸送作戦は失敗し、海戦は、アメリカ軍の戦略
 的勝利で終わった。
 南雲機動部隊の戦力では、米軍機動部隊で補強された戦
 線を破ることはできなかった。
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1942年8月31日、珊瑚海の哨戒を行っていた空母「サラト
 ガ」は、日本軍の潜水艦「伊26」の雷撃を受け損傷し、
 この修理には3ヶ月を要した。
 さらに、9月15日には空母「ワスプ」が、潜水艦「伊19」
 の雷撃により浸水と誘爆を招いて大破した。
 その後、「ワスプ」は、伊19の攻撃による被雷から約6
 時間後に沈没した。
 しかし、アメリカ海軍は、空母戦力を失うが、ガダルカ
 ナル島のヘンダーソン基地航空隊増援によって航空優勢
 を確保した。
 日本軍は、この後、駆逐艦および大発による陸軍部隊機
 動や糧秣輸送(いわゆる「鼠輸送」、「蟻輸送」)を行
 うようになった。
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1942年12月8日、ニューギニア戦線のゴナのバサブア守備
 隊が玉砕した。
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1943年1月2日、ニューギニア戦線でブナの陸海軍守備隊が
 玉砕した。すぐ国民に知らされなかった。
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1943年5月29日、アッツ島の日本軍守備隊が全滅した。
 大本営発表が初めて「玉砕」という言葉を使った。
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1943年11月、アジアの要人が、東京に集まり大東亜会議
 を開いた。
 米英に対する「道義の戦争」の意味付けが、集まった人
 々に対し話され、アジア各地の「自主独立」が正しいこ
 と、正義である事が話された。
 これは、重要な意義を、後世へ明示し残すという「意味
 ある公式の国際会議」だった。
 大東亜共同宣言が採択された。
 共同宣言には、「人種差別の撤廃」が記され・・、
 植民地支配の中の人種差別に憤りが訴えられており・・、
 また、西欧支配での秩序が作られ、その中で行われる不
 正に対し、糾弾の意思が表明されている。正義の主張と
 なっている。
 戦後、アジア各国が、解放されていくべき時代の・・あ
 るべき動向を示唆していた。正しい理念だった。
 日本には、徳富蘇峰、平野義太郎らの先人の、長い期間
 の、アングロサクソンによる支配と束縛からの解放、東
 洋の民の解放の声がすでにあり、高まっていた。
 また、すでに、日本は、ビルマ、フィリピン、自由イン
 ド仮政府の独立を承認していて、そして、大東亜会議が
 開催された。
 日本とアメリカは、角を突き合わしている。
 覇権をめぐる角の突き合わせでもあった。
 しかし、今・現代でも・・、
 太平洋をめぐって、似た様な、覇権をめぐるエゴとエゴ
 の衝突が・・、
 パワーとパワーの衝突が・・
 起きそうな・・流れの中にある。
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2014年11月16日日曜日

宗教を帝国主義の手段として使う見事な手本を見せつけられた・・、

 題:宗教を帝国主義の手段として使う見事な手本を見せつけられた・・、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 普遍的に当てはまる正義なのだと・・、
 「グローバル化」が叫ばれ、
 また、グローバル化に伴う市場拡大を正義として声高に
主張して来ているが・・、
 一橋大学の名誉教授の寺西重郎氏は言う・・、
 「米英が進める現在のグローバル化・市場拡大の背景に
は、神の栄光を高めるというカルヴァン主義がある。
 日本は、日本の歴史の中で培われた思想を再確認し、こ
れに対処していく道を探るべきではないか」・・と、
 そしてまた、寺西教授は・・、
 カルヴァン主義から、大量生産(大量消費)という「供
給主導型」の産業革命の思想が生まれて行ったと言う。
 教授は、日本の宗教史を徹底的に研究・分析し、日英の
経済比較なども行い・・、
 仏教思想の教えに影響を受け、そして、生まれた生き方
が広まり・・、
 生産が消費の立場の評価者の期待にきめ細かく応(こた)
える「需要主導型」のシステムが日本に生まれ・・、
 それが、近代の日本の経済システムにつながって行った
と言う。
 教授は、そのシステムを、日本は日本の歴史の中で培わ
れた思想を再認識し、米英の進める現在のグローバル化・
市場拡大の経済・思想・流れに対処すべきだと説いている
(参考:読売新聞)。
 そして、その文を読んで思う事は・・、
 第二次世界大戦時の・・、
 「国と国との考え方の違い」についてであった・・、
 第二次世界大戦の根には、根本的原因には、アメリカが
西への進出、「フロンティア・スピリット」という美名の
下で進められた行動、先住民のアメリカ・インディアンの
方々の土地を収奪し、また、その土地の権益を主張する者
のイギリスやフランスや、メキシコとの数々の戦争・・、
 そして、太平洋岸に出れば出たで・・、
 その西の海の島々の占領を次々に行ない・・、
 フィリピンを領有もし・・、
 中国に触手を伸ばし、権益を西へ西へと広げ、模索し、
この地で、日本と接触したという権益拡大の、権益獲得の
ところに根がある。
 そしてまた、それ以外にあるのが・・、
 商取引状の軋轢(あつれき)だった。
 日本を、この点でも、孤立化への行動をした。
 日本製品を、巧妙な関税障壁によって、アメリカやヨー
ロッパ各国の支配地から閉めだした。
 日本が容易に入れないようにした。輸入を規制した。
 しかし、アメリカは、自由貿易体制だと主張した。
 そして、日本が構想していた大東亜共栄圏を、アジア地
域を世界の自由貿易体制から切り離すものだと批難した。
 日本の構想は、逆だった。
 「自分たちの域内に、人とものを自由に流れ込ませよう
としたものだった」。
 ヨーロッパ各国、及び、アメリカの植民地体制への打破
にあった。
 ヘレン・ミアーズ著の「アメリカの鏡・日本」は、次の
ように書く・・、
 「つい5年ほど前に、アメリカとイギリスの軍隊と戦艦
が、自分たち国民の生命と財産を守るためだと言って、中
国を攻撃した時・・、
 米英の国民世論は、中国人を野蛮人と呼んで批難した。
 しかし、日本が、同じ様に中国を攻撃すると、同じ米英
の国民が、今度は、日本人を野蛮人だと批難した。
 民主主義諸国(米英)は、自分たちの利益が脅かされて
いると見れば、中国で頻繁に武力を使った。
 満州事変の日本の武力行為は、こんな酷いものではなか
った。
 アメリカは、自国から遠く離れたところで、ものを売っ
たり、資源を開発する権利を主張している。
 そして、自分たちの権益擁護のために、必要と見れば、
武力まで行使しているのに・・、
 日本が、混迷の未開発隣接地域で同じ事をしようとする
と・・、
 何だかんだと邪魔をして、日本にはその邪魔立て行為が
理解できなかった。
 中国に対する欧米の政策をつくる人たちは、自分たちが
した事を、日本が真似したに過ぎない欧米列強の行動につ
いて、日本をスケープゴートしている。
 欧米列強の私たちは、日本が、西洋文明の理想に反した
事をしたと批難している。
 日本が、西洋の理想を学ばなかったなどとはとても言え
ない。
 欧米列強こそ、国際社会において、自分たちの原則を守
らなかったし、
 自分の国の中でさえ、原則を実践していなかったのだか
ら、
 そういう批難が、何処から出て来るのか、理解に苦しむ。
 日本が、近代までに宗教を外国侵略のダイナミックな先
兵に使った例は、一つも見つけられない。
 むしろ、日本人は、西洋人から宗教(キリスト教)を帝
国主義の手段として使う見事な手本を見せつけられた。
 アメリカの「存亡に関わる利益が脅かされた」と判断し
たら・・、
 アメリカ大統領は、世界の何処であれ、その国あるいは
国々を、攻撃する権利を持つというのだ。
 日本にとっては、その点が肝心なのだ。
 アメリカ大統領は、アメリカの存亡に関わる利益と、そ
の侵犯者を決める権利を持っているというのが、自国の国
益を定義し、それを誰が脅かしているかを決める権利が、
アメリカにあるのなら、日本にも同じ権利があるはずだ」。
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 (参考)カルバン‐しゅぎ【カルバン主義】 カルバンの
   主張に基づく、キリスト教のプロテスタントの教義。
   聖書を最高の権威と考え、組織的な神学を樹立し、
   厳格な信仰生活を強調。長老派・会衆派・バプテス
   トなどの諸教会に大きな影響を与え、さらに政治...
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