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2012年7月10日火曜日

感受性の強い子供の心を、結果的に、弄(もてあそ)ぶような事が起きています

題 : 感受性の強い子供の心を、結果的に、弄(もてあそ)ぶ
       ような事が起きています

 今、キリスト教のお祭り「ハロウィン」が、日本で、無邪気に
行われておりますが、
 そして、この魔女が関連するこのお祭りに、小さい子供が参加し
ていますが、
 また、小学校では「国際感覚を身につけよう」という美名のもと
に、公的小学校も含めて「ハロウィン」が行なわれ、
 キリスト教系の学生が喜々として駆けつけ、一緒になってやって
いますが、これは美名の下の「キリスト教の巧妙なる伝道行為」で
す。
 アメリカでも問題となり、裁判事例の多い「巧妙なる伝道」です。
 そして、この魔女が関連しているこの事例で、子供たちに何が起
きたか?、影響したか?という事例です。
 キリスト教には「神を恐れよ」という教義があります。
 魔女事件の場合、キリスト教はこの教義によって権威を得ようと
しました。
 また、教勢を拡大したいとしました。
 その為に、「魔女は生かしておいてはならない」の教義がある
キリスト教は「死も辞さない」という姿勢でした。
 「死も辞さない」と言っても自分ではなく、相手を死に至らしめ
る行為でもって権威を得ようという行為です。
 この結果、キリスト教は、周りに死の影や戦争が満ち、まとわり
付いた歴史となりました。
 魔女事件の場合、年端(としは)の行かない3歳・5歳・7歳・12
歳の子供達が憑依(ひょうい)しました。
 悲しい事です。
 これは広がりやすい性質を持っていました。
 17世紀、キリスト教司教領で、子供だけでなく、地域全体が憑依
するという事件となって起きました。
 魔女だと言われた女性が、自(みずか)らキリスト教聖職者の居
る魔女委員会に申し出て、「多くの人々の体内に悪霊を祈り込んだ」
と言いました。
 すると、町に憑依した、憑(つ)かれた主婦や子供達、大勢の群
れが、この司祭領や隣接する地域にさ迷い出て来ました。
 憑依した人たちは未成年者が多い状況でした。
 町は混乱しました。
 飛び火しやすいこの現象は飛び火して行きました。
 スウェーデンの場合は、プロテスタントの村でした。
 憑依した子供たちが現われました。
 子供達は意外と大人が何をやっているかを知っていました。
 大人たちの言動から魔女とはどういうものかを見聞きし、よく知
っていました。
 日頃から、キリスト教聖職者は魔女の定型を話をしていました。
 怖い事に感受性の強い子供達は、特に、憑依しやすい状況で、親
たちは自分たちで救う事を断念するくらいでした。
 親たちは、当局へ原因の魔女の撲滅をする様にと押しかけるとい
う騒ぎ。
 国王の調査委員会が取り調べるという事になり、騒ぎはますます
拡大して行きました。
 また、多くの他の村々へ伝染して行きました。
 憑依した魔児は無数の大人たちを告発しました。
 「魔女の踊りをしていた」「悪魔のシナゴーグへ行ったりしてい
る」、それを見たと。
 ある村は、70人の女性と15人の子供が火炙りとなりました。
 これは、国境も越えて広がって行きました。
 ドイツで起きた事例では、ほとんどが10歳以下の子供でした。
 子供達は、キリスト教の教義と魔女を自己流に織りなして語りま
した。
 想像力の強い子供達は「魔女のサバト」「天国の幻視」「最後の
審判と地獄の使者」を語り、告げるという状態でした。
 驚くことに「デーモン(悪魔)との性交渉」の詳細な証言に裁判
官(キリスト教裁判所の聖職者の裁判官)もびっくりしている状況
でした。
 (参考)とし‐は【年端/年歯】 年齢のほど。年齢。としのは。
「―のいかない子」
 (参考)ひょう‐い【憑依】 [名](スル) 霊などがのりうつるこ
と。「悪霊が―する」 」

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