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2012年5月17日木曜日

真に民を憂える、強い意志のリーダー

題 : 真に民を憂える、強い意志のリーダー

 フランス・ギリシャの選挙を話題にする新聞。
 それを考えると。
 「欧州連合(EU)などが求める緊縮財政に
 民はどの様な断を下すか?」が
 ポイントとなる。
 現状、
 民は財政拡大に支持を送る。
 それとは逆に、
 増税や歳出削減には背を向けている。
 緊縮財政は不支持なのだ。
 つまり、
 財政の健全化につながる路線を
 否定していると言える。
 この路線を否定し続ければ、
 ユーロ圏は崩壊すると知っている
 ・・・「が、しかし」なのだろう。
 それとも、民は、全く、何も知らないのだろうか? 
 民の多くが選択を否定している健全化路線と呼ばれる路線を
回避しても、民が大切にしたいと考えているだろうユーロ圏は、
崩壊しないという衆の知があるのだろうか? 
 専門家は、
 少なくとも1~2年は大丈夫だが、
 それ以後、
 破壊的状態に陥(おちい)るとしている。
 専門家の目からは、
 「それが確実なのだ」の声である。
 その、近未来に
 確実に崩壊するとの専門家の声に対し、
 民の選択は逆にある。
 キリスト教発祥地の古代の民は、
 この様な時、
 飢餓に苦しんだ時、
 隣の国の富を神の正義として奪い取りに行った。
 または、流離(さすら)った。
 流浪の民となった。
 現在、
 日本も似たような状況に置かれている。
 しかし、今まで、
 政権与党も野党も
 共に
 民へ甘い施策を示し勝だった。
 この様な経済不安の時、
 過去に、
 危険な路線に入って行って、
 辛酸をなめた時があった。
 そして、
 より辛い歴史を刻んだ。
 今は、
 真に民を憂える 強い意志のリーダーが 望まれる時である。