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2014年6月5日木曜日

旧習を捨てきれないキリスト教、古い習慣にとらわれている。

 題:旧習を捨てきれないキリスト教、古い習慣にとらわれている。
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
 キリスト教を創始したパウロの、(「ガラテヤの信徒へ
の手紙」5・2~15)に・・、 
 「割礼」が話題になっている。
 この割礼は、パウロが、道でイエスの直弟子に会った時、
「割礼は止めよう」と一致している。
 これは、第1回の公会議だとされているが、キリスト教
はその後「割礼」を認めている。
 しかし、この割礼について、長い間、キリスト教は、す
ったもんだでもめている。
 そして、この割礼とは・・、男性性器の一部を切除する
ことであるが、キリスト教が生まれた地は、この男性性器
の切除と共に、女性性器切除も行われていた。
 そして、この手紙から、キリスト教が、ユダヤ教と布教
を争っている姿が見れる・・、
 そして、割礼を、「する」か、「しない」のか・・が、
問題となっている。
 そして、この手紙は、「割礼を受ける」という人は、ユ
ダヤ教を信仰するという視点で論じられている。
 イエスも割礼を受けていたし、キリスト教も割礼を後に
認めているが・・、
 そして、パウロは、この手紙でヒステリー状態になって、
 「割礼を受ける人は、律法のすべてを行え」・・と、言
い放っている。
 そして、その様になったら大変なことになるよ・・と、
脅す・・、
 「律法によって義にされるなら、あなたがたは、キリス
ト(救世主)と縁もゆかりもないものになる」・・と。
 律法を捨て、イエスの言葉や行動を捨てたパウロの面目
躍如の言葉となっている。
 縁もゆかりもない「縁切り状態になる」と脅して、突き
放している。
 そしてさらに、パウロは・・、
 「戴いた恵みも失います」・・と、
 「罰を受けるよ」と脅している。御利益宗教=キリスト
教というところ。
 そして、パウロは言う、
 「割礼を宣べ伝えていれば、十字架のつまずきもなくな
っていた」・・と、
 「割礼の布教」と「十字架刑によってイエスが死んだこ
と」を関連付けて言っている。
 ユダヤ教との軋轢(あつれき)も無くなって、十字架の
事も起きなかっただろう・・と、
 そして、頭に来たのだろう、パウロが叫ぶ、
 「いっそのこと自(みずか)ら去勢(きょせい)してし
まえばよい」・・と、ヒステリーを起こした言葉を吐いて
いる。
 キリスト教聖書は、今だに、はっきりさせず、割礼をう
やむやにしている。
 キリスト教は、この様に旧習が残る古い宗教。
.
(参考)きゅう‐しゅう【旧習】 昔からの習慣。古いなら
   わし。旧慣。
(参考)あつ‐れき【軋轢】 《車輪がきしる意から》仲が
   悪くなること。「―を生じる」
(資料)wikipedia:ユダヤ教では、割礼はブリットと呼
ばれ、ヘブライ語で「契約」を意味する語である。
 ユダヤ教徒の家庭に生まれた乳児および改宗者(=ユダ
ヤ人)は、割礼を行わなくてはならない。
 一方、キリスト教では、割礼を行う風習が無い地域にも
キリスト教の布教を行い、割礼を行わない者がキリスト教
へ改宗するための要件として割礼を要件としないという見
解がパウロらによってまとめられたため、早い段階で割礼
を行う習慣が廃れた。このことは『新約聖書』使徒行伝等
で触れられている。割礼は、現在では全く自由であるが、
正教会系の一部の教派・地域では割礼を行うことが奨励さ
れている。
 ユダヤ教:『創世記』17:9-14には、アブラハムと神の
永遠の契約として、男子が生まれてから8日目に割礼を行
うべきことが説かれている。(ヘブライ語のBritは契約を
意味するが、割礼の意味でもある)。ユダヤ教では、この
伝統を引き継ぐ。
 イエス・自身も割礼を受けていたことは疑いがない。
 イエスの死後、イエスの直弟子であるパウロらの伝道旅
行において、割礼の風習が無い地域にもキリスト教が伝わ
ったが、割礼の風習がない「異邦人」(=ローマ人、ギリ
シア人など)が改宗した場合に割礼を行うかどうかが大き
な問題になった。異邦人への文化適合を重視するアンティ
オキア教会と、律法(=旧約聖書)の厳格な遵守を重視す
るエルサレム教会が論争を行った。紀元48-9年頃のエルサ
レム会議でも、割礼について議論され、最終的に「しめ殺
した動物、血、偶像礼拝、不品行」を忌避すれば、割礼を
含む他の律法の遵守は免除されることで合意が成立した。
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   (詳しくは、以下のブログへ)
URL:http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /

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